新たに40号ビシのライトタックル半日アジ船を開始した、横浜金沢八景漁港内の進丸へ、6月26日に釣行。
当日の状況
現地に6時すぎ到着すると、川島正船長が「今週から始めたので、秘蔵ポイントを色々試し釣りしながら頑張ってます!」とのこと。
釣り座は右舷大ドモ。定刻7時30分、4人が乗船し航程5分ほどの港前ポイントへ。
「水深10m。まずは浅場から様子見ましょう!」と開始のアナウンス。
当日の道具は、1.8mのライトアジザオに小型両軸リール。ミチイトはPE1号。アジ専用片天ビンに40号ビシ。仕掛けは、ハリスは2号にムツバリ10号3本バリ。エサは赤タンとアオイソメを使用。
当日の筆者の釣り方
私の釣り方は、ビシを船下に投入し、着底後イトフケを取り、海底からリールハンドルを3回(約1.5m)巻き上げ、サオ先を2、3回上下させてコマセを撒き、更に1回半(約75cm)巻き上げ静止してアタリ待ち。
アジはコマセの煙幕の中に飛び込んでくる習性なので、コマセを撒いてから15~20秒でアタリが出なければ、即、同じ手返しを繰り返すし、二度目のコマセで食わせるのがいつもの私パターン。
ここで注意しなければならないことは、今のビシカゴ(貸しビシも)は金網製ではないので、コマセが出やすく、余り何回も振るとコマセが出過ぎ、群れの近寄りが鈍くなるのと、すぐに空になってしまうので、振り出し過ぎないこと。
基本3回の手返しでコマセを使い切り、空にするのがいい。
本命登場も食いが浅く・・
釣り始めて数分後、船中初アタリが私に来て28cm級を上げる。
これを確認した船長は「顔が見れたのでコマセを振り出して!」とアナウンス。続けて胴の間の人にも同級が。
私には20cm級が一荷(2尾)で釣れるが、どれもハリ掛かりが口横で、上アゴに掛かってこない。ハリ掛かり位置を上アゴにするため、アタり待ちのサオの静止位置を10cmほど上げ微調節する。アタリが出たら多点掛けを狙い、すぐにはリーリングせず追い食いを待つが、この間にバレてしまうほどハリ掛かりが浅い。
こんな時は近くに端物が居て、何かに怯えている証拠。案の定、胴の間で25cm級のイシモチが上がった。
いい出だしと思ったのも束の間、浅場で潮の流れが弱く、群れ移動も早いため食いが続かずバラし連発。そんな中、群れによって20cm弱や25cm級の中型だったりとぽつぽつと追釣。
快晴ベタナギで最高に気持ちいい海なのだが、アジにとっては明るすぎるのか、ここで船長は沖への移動を告げる。
赤クラゲとサバに邪魔され・・
先着の僚船がいる港沖の水深30mで再開。ここでも最初のアタリは私で23cm級。
船中皆さんアタリが出始め、入れ食いを期待してコマセを撒き続け、私にも中型の一荷が。いい感じだったが、ここで、タックボートから大型船の出港で移動指示が。折角コマセが効き始めた矢先の移動に残念だが、海のルールなので致し方ないところ。大型船を交わし終え、再度元のポイントへ戻り再開。
ここも群れが回って来ると25cm級が釣れるが、入れ食いにはならず。この頃から赤クラゲの触手が仕掛けに絡みつき、取り除くのに手間取る。
こんな時、左舷後方の人とオマツリに。その原因は40cmオーバーのサバ。今度はサバの回遊でアジが怯え連釣が続かない。
小潮の干潮11時に近づき徐々に潮が効かず食い渋りとなり、11時30分帰港となった。