今回は一度食べたアカハタの味が忘れられず、浜松からアカハタを食べたいがために南房総まで遥々来たお友達と、有希丸さんのHPを見て根魚テンヤをやってみたかったというご夫婦をお誘い。合計5人でテンヤアカハタ釣行へと繰り出した。
シーズンとこれからの展望
根からあまり動かず捕食範囲も狭いといわれるアカハタだが、水温が上がる6月~10月は活発化してとても釣りやすくなる。目の前に落ちてきた餌にはガツガツと食いついてくるので、冬場に比べてアタリも多くサイズもよい。
テンヤ以外にもジグヘッド+ワーム、胴付き仕掛けにサバ餌、鯛ラバ等でも釣りを楽しめる。よほど渋い時でなければ船の上ではどこかしらで何か釣れている。
私は渋い時はテンヤ、活性が高くなるとタイラバやジグヘッド+ワームという釣り方を楽しんでいる。
アカハタは釣りあげるとお腹に空気がたまってしまい、バケツの中でお腹を上にしてひっくり返ったままになる。小さな個体をリリースする場合はエア抜きをしてバケツで少し泳がせてから海に返してあげると、元気に海に帰っていく。
資源を守っていつまでもアカハタ釣りを楽しむために食べる分だけ持ち帰り、小さな個体はリリースしてあげたいと思っている。
<内山 由紀子/TSURINEWS・WEBライター>