磯からのヤエン釣りで2kg級アオリイカ ドラグ音がバトル開始の合図

10連休の大型ゴールデンウィークもいよいよ残すところわずかとなった5月4日、休日を目いっぱい満喫しようと、最盛期に突入した春アオリイカを狙って、三重・南伊勢町古和浦の磯へ釣行した。

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TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

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古和浦湾でアオリイカ狙い

古和浦湾は元々イカダ釣りのメッカとして有名で、ひところは60cm級の巨チヌが狙える好釣り場として、数多くのチヌ師が通い詰めていたが、最近ではそれも少し落ち着きを見せている。

15年ほど前に磯が解禁されて以降は、グレ釣りに加えて、船からのティップランや磯、イカダからのヤエンで狙うアオリイカ釣りが盛んに行われるようになった。

1kg超えを狙って無名磯へ

さて、この日の狙いはその盛んに行われている1kgオーバーのアオリイカ狙い。

ここ最近、磯からのヤエン釣法で良型がコンスタントに釣れていると聞き、早速、古和浦の磯へ出かけたという訳だ。

今回、お世話になったのはいつも古和浦のグレ釣りで親切にしてもらっている海族。船長の間柄さんとは15年以上の付き合いになる。

当日渡礁した磯周り

港を出船したのは午前5時。

アオリイカを釣りに来ていたのは私だけで、他はグレ狙いの様子。約10分ほどで湾内の地方沿いにある無名磯へ渡礁した。

ヤエン釣りのタックル

磯に上がると早速、タックルの準備。グレ釣りと違って仕掛けはいたってシンプル。磯ザオ1.5号にリアドラグ式リールを装着し、ラインはシーガー2号にカン付泳がせ3号を結んだ簡単な仕組みだ。

使用したヤエン

当日のポイント

渡った磯は至る所に沈み根が点在し、水深は足元から沖に向かって5m前後といったところ。確かにアオリイカの産卵場としては条件が揃っている。

サオは2セット出し

ヤエンの釣り方

まずは1投目、同じ仕掛けのサオを2本用意し、生きアジのゼイゴへハリを掛けると、およそ20m付近と15m付近に投げ分けてアジを泳がせる。

そして余分に出たイトフケをリールで巻き取りながら、サオ受けにサオを置き、アオリイカがアジに乗ったと同時にイトが抵抗なく引き出されるようにリアドラグの調整を行った。

アジはネットで扱う

下げ潮で1kg弱アオリ!

釣り始めて2時間、潮が下げに入るとようやく20m沖を泳がせていたアジにアオリイカがヒット。

サオ先が大きくあおられ、ギィギィーと音を立ててスプールが逆転してラインが引きずり出された。

しばらくの間、ラインが止まるのを待ち、ジワジワッと沖に走ったアオリイカを手繰り寄せると、いよいよヤエンを投入。すると数分後に見事、ヤエンがアオリイカへフッキング。

逆噴射による強烈な引きを楽しみながら海面に浮かせたのは1kg弱の本命。

ギャフで引っ掛けて足元に無事抜き上げ、クーラーボックスに収めた。

時合到来で連続ヒット!

いよいよ時合到来か。生かしバッカンから元気なアジを取り出し、再びハリを刺して投入する。すぐにラインがサオ下へピンッと張った。

「もしかするとアオリが乗ったかなあ…?」と思っていた矢先、サオ先がバタバタッと小刻みに上下し始めた。サオを手持ちにして少しサオ先でアジを引いた瞬間、リールのドラグがギィギィギィーと唸りを上げて、イカが沖に向かって走り始めた。

「やっぱり、乗ってたんや…!」しばらくの間、イカを自由に走らせ、動きが止まるのを待ってからジワジワッと足元へ引き寄せる。なかなか距離が縮まらないので早めにヤエンを投入。

ラインを巻き取りながらフッキングを祈ると、数分後に強烈な逆噴射の締め込みが手元に伝わってきた。

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