初めての管理釣り場の楽しみ方 簡単だけどやりこみ要素も【エサ釣り】

新緑の爽快な季節がやってきた。ふとした時間にいつでも手軽に楽しめるレジャー施設が管理釣り場だ。今回は、まったく釣りをしたことがない人にも楽しめるエサ釣りでの、ニジマスなどのマス類を狙いの管理釣り場の楽しみ方を紹介していこう。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

淡水の釣り 渓流釣り

管理釣り場の概要

ニジマスなどのマス類を中心として釣りをさせてくれる施設が関西にもけっこうある。その施設のことを「管理釣り場」と呼んでいる。管理釣り場というのは「管理された釣り場」という意味もあるし、釣らせる魚を放流、つまりは釣るための魚の量や場所などを管理する意味もある。

なので、いわゆる海上釣り堀なども管理釣り場と言える。

ファミリー&初心者におすすめ

子どもも大喜び

さて、シーズンは連休に次いで日和もいい5月。家族やグループで春の行楽にピッタリのお手軽なレジャーがこの管理釣り場だ。何がお手軽かというと、基本的に手ぶらで行っても釣具のレンタルから現場で使うエサまで全てが揃っている点。

また、海上のように波で足場が揺れたり、足場が高かったりと子どもさん連れではめが離せない釣り場が多い中、川辺の管理釣り場は小規模な川をせき止めて作った小場所が多い。そして何よりも水深も浅めで水際に立ってもそれほど危険ではない足場が多いのも、釣り慣れない人にはありがたい設備なのだ。

足場は最高にいい

釣り場によっては釣った魚をその場でバーベキューにして食べられたり、肉や焼き野菜などの食材も用意してくれるバーベキュー施設が付属していたりと、丸一日を楽しめるレジャースポットともなっている。

2種類の釣り方

マス類を中心とした管理釣り場では、2つの柱となる釣りが「エサ釣り」と「ルアー」。エサ釣りはハリにエサを付けて魚を釣るエリアのことで、ルアーはエサを使わず、マス用に設計されたスプーンやプラグなどのギジエを使って釣る。

どちらかというとやや技術を要するのはルアーフィッシング。なんせ、エサではない疑似餌をエサらしく見せて魚を釣る分、難しいといえる。ここでは初心者に最適なエサ釣りを解説してみたい。

シンプルなタックル&仕掛け

まず気をつけたいのは、ルアー専用と銘打たれているエリアで、釣れないからといってエサを使うのはタブーである点。

エサ釣りの場合、水面にプカプカと浮く「ウキ」を使って流れに任せてエサを流すのが一番簡単な釣り方。道具はリールを使わないノベザオが一般的で、サオの長さは3.6~4.5m。長さ自体は川の規模に合わせるが、あまり長いサオは扱い辛いし、川の周囲にある木の枝などにも引っ掛けたりとトラブルが多くなるので注意。

サオ先に結ぶ仕掛けの全長は、サオの長さと同様か少し短めが扱いやすい。仕掛け自体はごくシンプルでパーツとしてはミチイト、ハリス、ウキ止めゴム、ウキ、オモリ、ハリくらい(仕掛け図参照)。エサはイクラ、ブドウ虫などが現地の売店でも入手できるはず。

一般的な仕掛け

放流と持ち帰り

基本的には1グループにつき、囲われた1つのマスが釣り場となり、そこに受け付けで申し込んだ人数分の魚を目前で放流してくれることが多い。

ほとんどの場合は、放流された魚は釣り上げた分だけ全て持ち帰りがOKだ。また、釣り場によっては放流されるマス内も水を抜き取ることもでき、水を少なくして魚のつかみ取りなどが楽しめる施設もある。決められた枠内で釣る

行程としてはまず、釣り場の事務所で受け付けを行い、ここでサオを出す人数などを申し込む。場所によっては「サオを出さなければ無料」や「入場料のみ発生する」場合もあるかた事前に聞こう。申し込みの時点で貸し道具(レンタルタックル)の申し込みも行う。必要なものを聞いて足りなければレンタルしておこう。

さて受け付けが終われば、たいていの場合「あのマスに行って準備をしてください」といったアナウンスがあるのでさっそく釣り場へ行こう。場所によっては好きな場所を選んで待っていると順番にスタッフが放流して回ってくれるところもある。

仕切られた釣り場が基本

ウキ下を調整

釣り場についたらまずは仕掛けのセット。レンタルタックルの場合はすでにサオからイト、ハリまでがセットになって取り付けられているので後はエサを付けるだけ…という場所が多い。

準備ができたら川の流れを見て水深を確認する。その水深より少し浅め目安にウキとハリの間隔(ウキ下)を調整する。

ウキ下が深すぎると川底を仕掛けが引きずるような状況になり、魚にエサが食われないのと、川底の石などに引っ掛かってしまうのでまずはやや浅めに設定しておきたい。

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