3月12日(火)相模湾のイワシメバル乗合に釣行。この時期からメバルのシーズンの始まりだが。さて良いサイズのメバルに出会えるだろうか?
エボシ岩周辺から開始
この日、集まったのは17人。2隻出しとなり、7時に出港。
航程5分ほどでエボシ岩の内側(陸地寄り)に到着。釣り場の海況は晴れ、北東風約1mで海面はナギ、潮の色は薄く濁りを含んだ緑色で、流れはほとんどなかった。
潮回りをすると、すぐに位置が決まり、船長から「準備のできた人から始めてください。」と、合図があり、実釣開始となった。
20分ほど、2カ所を流したが、エサ取りの攻撃を受けただけで根魚のアタリはない。「底荒れでカサゴも食いませんね。江ノ島沖へ走ってみます。」と移動。
15分ほど走って江ノ島沖水深16m前後で再開。
低活性に苦戦
序盤は相変わらずキタマクラ、ベラなどエサ取りの攻撃が多かったが、15分ほど経過したところで左舷トモの結城恵さんが25cm級クロメバルを取り込む。
掛かったハリ位置を確認すると2本仕掛けの下バリで、昨年釣行の際に常連さんに「江ノ島沖は当たりダナが低いんですよ。活性が上がると上バリにも食ってきますが…。」と、教えてもらったのを思いだす。回収したオモリは冷たいし、「活性が低いことは間違いないな。」と判断。
タナを底トントンまで下げると根掛かりを連発、なんとも悩ましい状況だ。
サワラがヒット?!
すると、船長から「船の下にイワシの大きな反応があるよ。根魚がいると思うから色々試してみて!」とアナウンス。
そこで、仕掛けをチェンジ、大きなエサを付けて狙っていると再び根掛かり。オモリが外れて仕掛けを回収しようとしたとき、まさかの大物がヒット。
海面近くまで寄せたが70cm級のサワラらしき魚影を確認した直後にハリス切れ。悔しい一瞬だった。
船中本命メバル登場
9時、右舷ミヨシの鈴木さんが25cm級メバル、隣の武田さんは35cm級ホウボウを釣り上げると、回り直した直後に右舷前寄り2番と左舷トモで25cm級の本命。
左舷トモ寄り2番の結城さんに30cm級カサゴ、右舷トモの天野さんが30cm級メバルと、徐々に活性が上がってきた。
風が南東から吹いてきた11時ごろ、エサ取りの弾くようなアタリとは異なるコンコン、コンという根魚のアタリがきた。
早アワセにならないように、じっくりとエサをくわえ込むのを待つと、やがて竿先がクンクン、ギューンと引き込まれる。ここでリールを巻き上げると、海底を離れた魚は抵抗をやめ、20cmのカサゴを抜き上げた。
良型メバル25cm手中
このあと、沖からいい潮が入ってきたらしく、船中でアタリが増えて、左舷トモの結城さんは20~30cm級を連発、正午に船が回り直したところで私にもキュン、キュン、キューンというアタリ。
イワシメバル釣りの鉄則通り、竿先で聞き上げるように魚を根から離すと、さらに重量感が加わってハリ掛かりを確認。引きを堪能しながらリールをゆっくり巻き、下バリに掛かってきた良型は全長25cm。
右舷2番の武田さんが25~27cmを連発すると、左舷トモの結城さんは20~30cmを3連チャン。私にもおこぼれが回ってきて2尾目の26cm。
13時ごろ、風が南に変わる。
2回ほどアタったが、大きいエサを付けていたため、食い込めなかったようで、竿先がギューンと曲ったあと、元へ戻ってしまい追釣なし。
14時少し前に沖上がり。