プラグ&ジグヘッドメバリング初心者入門 ポイント別攻略法も【関西】

メバルと聞くとついつい冬の釣りをイメージしてしまうが、活性が上がって数も型も楽しめるのは、これから梅雨にかけて。産卵を終えて体力を回復した個体が、ガンガンルアーにアタックしてくる。流行のプラグとベーシックなジグヘッドリグを使ったメバリングを、名手に解説してもらった。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

ソルトルアー ショア

メバリングの近況

思ったほどの寒さではなかった今冬、海水温も例年より高く、海藻の生育があまりよくないように感じる。しかし、メバルたちにはあまり関係がないようで、元気にルアーにアタックしてくれるようになってきた。

どこのエリアでも気軽にできるアジングが人気となり、あまり目立たなかったメバリングだが、ここ数年ハードルアーで狙うアングラーが増えてきて、各メーカーから多数のプラグが発売されると、再び盛り上がりを見せてきた。

愛くるしい顔とそのサイズに似合わないパワフルな引きは、多くのアングラーを引きつける。

メバルの生態

今回は、そんなメバルのアクティブな捕食方法やその魅力と狙い方、そして楽しさを分かりやすく解説していきたいと思う。

一般的に我々アングラーがメバルを狙う時期は冬がメーンとなっているが、メバルは大体10月ごろから釣れ始めて6月末くらいまで狙うことができる。

意外と梅雨時期はアクティブでかなり楽しめるが、夏場の高水温になるとショアから釣るのは難しくなり、一般的には秋までオフシーズンとなる。

メバルはカサゴ目メバル科に分類される魚で、私たちが普段釣っている中でも実はアカメバル、シロメバル、クロメバルの3種類がおり、それぞれに性格が異なることも分かってきた。

見分けよう

見た目でもその違いは大体分かるが、胸ビレの軟条数が違うので正確に見分けることができる。

具体的には、アカが15本、クロが16本、シロが17本で、それぞれにタイプが異なるので、知っておけばある程度は釣り分けることができる。

シロ&クロメバル

大阪湾で釣れる個体はシロメバルが多く、港内や常夜灯周辺で多く見られるタイプ。潮流のあるエリアでは回遊性、そして遊泳力の高いクロメバルが交じりだす。

基本ストラクチャーを好むが、表層までアクティブに浮いてきて捕食することも多い。

アカメバル

アカメバルは関西圏では南紀エリアの大型メバルが有名で、シモリやスリットなどのストラクチャーを好み、浮いてこないことも多い。そのためストラクチャーをタイトに攻めないと釣れないことも多いが、尺クラスの個体も珍しくない。

産卵期は12月から2月くらいまでで、一般的な魚とは違ってお腹の中で卵をふ化させ、稚仔魚で産む魚としても知られている。

成長速度は非常に遅く、20cmになるまで3年から5年かかるとも言われ、そのサイズになるまでは比較的群れでいることが多く、場所とパターンを見つければ連続ヒットすることも珍しくない。

尺クラスも

食性に関しては、潮に乗って浮遊するアミ類をメーンにワレカラ、エビやカニなどの甲殻類や小魚、バチなどの多毛類まで捕食する。瀬戸内エリアではイカナゴパターン、日本海エリアではホタルイカパターンも存在する。

釣り方の種類

メバル狙いの釣り方といえばジグヘッドリグ、スプリットリグ、フロートリグ、そしてプラッギングがある。

ジグヘッドリグはオールラウンドに、スプリットリグはボトム周辺を、フロートリグは遠投性を生かして広範囲に、そしてプラッギングは表層から中層を広範囲にという風に、それぞれのリグには強みと楽しみ方がある。

ただ、それぞれにタックルがかわってしまうのが難点。

メバリングタックル

タックル図

そこで今回は、ワンタックルでどちらも楽しめるジグヘッドとプラッギングを説明していきたいと思う。

ロッド

まずはロッドだが、6~8フィートまでのメバルロッド、もしくはアジングロッドが操作性を考えるといいだろう。

リール

リールはタックルバランス的に2000番クラスのスピニングリールを、ラインに関してはエステルライン0.3号から0.4号、もしくはPEライン0.2号から0.4号を使用する。

ライン

ラインの素材は、基本的にどちらでも問題はないのだが、強度に関してはPEラインが、操作感に関してはエステルラインが優れているので、好みで選択すればいい。

リーダー

リーダーは0.8号から1.5号を使用、ストラクチャーが多い場所は根ズレを考慮してやや強引なやりとりをしないと取り込めない場合もあるので、太めのラインとリーダーを選択していただきたい。

ルアー

プラグに関してはメバル用ミノーやシンキングペンシルが釣具店で多数販売されているので、それを購入してもらえればいいが、ルアーの動きを妨げないように直結ではなくスナップ類を使用するようにしたい。


ジグヘッドは0.4~2gまでを使用、フックは8番を基準に良型が多ければ6番を、小型が多ければ10番を選択。

ワームはストレート系、ビビット系のどちらでもいいが、メバルは偏食することも多く、サイズは小さめの1.5インチほどの長さと2インチの2種類を用意しておこう。

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