2019乗っ込みヘラブナ釣り タックル・エサ・釣り方のキホンを解説

2019乗っ込みヘラブナ釣り タックル・エサ・釣り方のキホンを解説

どんな釣りでも乗っ込みの時期というのは釣り人をアツくさせる。エサに貪欲になり、サイズも大きくなった魚たちとのやり取りは格別なものだ。今回はヘラブナの乗っ込みシーズンでの釣り方を解説していこう。

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ヘラブナ釣り 淡水の釣り

今年の概況

今年は本当に暖冬という言葉が当てはまる年だ。実際に釣りをしていてもストーブやカイロといった防寒グッズを使う機会が少ない。日が差せばダウンを脱ぐ日も多く感じた。それに伴い春が来るのも早い。

ヘラブナ釣りに対する影響で言えば、産卵のために浅場にくる「乗っ込み」が例年に比べて早くなっている。例年なら3月中旬から末に釣れだすことが多い関西だが、今年はすでに2月末に釣れ出している。これは私自身の経験上、今までの記憶にない早さだ。

今回は春の乗っ込みについての魅力と釣り方を説明できればと思う。

乗っ込みヘラブナの魅力

魅力はなんといっても超大型(45cm以上)が狙えることだ。

普段は広大なポイントに分散しているヘラだが、乗っ込みのタイミングではワンドなどの浅場に集まるため、超大型に出あえる確率がグンと上がる。

その超大型のヘラブナとの浅場でのスリリングなやり取り。障害物に突っ込もうとするヘラとの半ば強引なやり取りは病みつきになること間違いなしだ。

他にはハタキといわれる、ヘラが水草やアシなどに卵を産む行為は、普段見ることのない大きさのヘラを手の届く所で見られる一大イベントになる。

ポイントとタイミング

まず超大型を釣るために一番大切なのはポイントとタイミングだ。

浅場で水草やアシなど、卵を産むことができる場所がポイントになる。これは簡単に魚体を目視できるのでわかりやすい。だが、タイミングはいろいろな要素が重なり、食い気に繋がる。

分かりやすい要素で言えば「濁り」、「水位の上昇」、「ハタキの有無」だ。

濁りや水位の上昇は、暖かい雨がキーポイントになることが多々あるので参考にしていただきたい。タイミングとポイントがバッチリ合えば45cmクラスの数釣りも夢ではない。

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