部分解禁直後の鹿島沖ヒラメ釣り好調 規定数(10匹)到達者が続々

部分解禁直後の鹿島沖ヒラメ釣り好調 規定数(10匹)到達者が続々

2022年11月、茨城海域は鹿島沖に限って生きイワシ餌ヒラメ釣りが部分解禁しました。当日は18人満席と大盛況の中、筆者含む船中4人が規定数10枚を達成した釣行をレポートします。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

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尾崎大祐

埼玉県在住。二児のパパで趣味はサラリーマン。釣りをはじめとした食材採取に全精力を注いでいます。

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鹿島沖のヒラメ釣り

6月に解禁するおとなりの千葉・飯岡~銚子沖に対して、茨城海域は11月に鹿島沖の一部、12月には晴れて茨城沖全域が解禁、という流れになっています。鹿島沖のポイントは狭い範囲に限定されるものの、(部分)解禁直後はスレていないヒラメが狙えるとあって、毎年この時期の鹿島旧港はヒラメファンで大盛況!今季も解禁初日から規定数(10枚)到達者が続出しているとのこと。筆者も「この機を逃すまい」と、早速出かけてきました。

タックル&仕掛け

竿はオモリ80~100号を背負える、2.4~3mの胴調子の竿が一般的ですが、最近は軽い2m前後のショートロッドを使用する方もちらほら。好みに合わせて使い分けるといいかと思います。リールは小型電動か手巻きの両軸リールにPE2~3号を100m以上巻いたもの。

部分解禁直後の鹿島沖ヒラメ釣り好調 規定数(10匹)到達者が続々最近は2m前後のショートロッドも目立つ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

仕掛けはハリス6号のものが一般的。ただし、根掛りする漁礁の上を攻めることもあるので、ステイトは20~30cmと短めにし、ポイントによっては確実に底を切ることがキモ。また、暗い朝方は水中ライトやケミホタルも効果的。

部分解禁直後の鹿島沖ヒラメ釣り好調 規定数(10匹)到達者が続々船宿仕掛けはハリス6号のトリプルフック(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

クーラーボックスには、皆さん30~40Lを持ち込んでいるようでした。1.5kgで約50cm、3kgなら約60cmということで、可能であれば35L以上を持ち込むと安心だと思います。ご参考まで。

朝イチは好活性

今年も解禁直後から好調を維持している鹿島沖のヒラメ釣りを堪能すべく、早朝4時前に鹿島旧港到着。駐車場は既に大盛況となっていました。船は予想通り18席満席。四隅は既に埋まっていたものの、同行者と並んで釣り座を確保できたことに一安心。予定通り、5時にポイントに向けて出港。

朝イチのポイントは水深22~3mの砂地。船長の合図で一斉に仕掛けを投入。するといきなり「まだまだっ」と船長のアナウンス!開始早々、どこかで本命がアタっているようでした。

実はこの日、風がそれなりに吹いていることから、横流しではなくエンジン流し。後ろから2番目の釣り座を確保した筆者としては「前の方が有利だったかな」と苦戦を覚悟したのですが、周りを見渡すと釣り座による有利不利はほぼなさそう。魚影はかなり濃いようです。

部分解禁直後の鹿島沖ヒラメ釣り好調 規定数(10匹)到達者が続々出だしから仲乗りさん大忙し!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

中盤戦は漁礁ポイントへ

レンタルタックル組(3名)の釣り方が板についてきたのを見計らって、かどうかは分かりませんが、船は移動を開始。10分程走ってスローダウンすると、「漁礁ポイントなので根掛りに気を付けて」と船長。

オモリトントンから1m底を切る方式に切り替えます。さらにこのころになると潮があまり動かなくなったとのことで、根掛りに気をつけつつ、同時に誘いも入れてやらないとアタらない状況。出だしの盛況はどこへやら。船中、アタリは極端に少なくなってしまいました。

しかし、しっかりしたタナ取りと誘い、そしてアワセが決まれば高確率でキロクラスが浮上、なのですが…まだまだ修行が足りない筆者、このポイントで魚は掛けられず、オモリ1つロストという結果。

部分解禁直後の鹿島沖ヒラメ釣り好調 規定数(10匹)到達者が続々食い込まなかったイワシ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

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