秋の気配が徐々に漂い始めた9月中旬、秋のチヌを狙って兵庫・淡路島のじゃのひれ筏釣りセンターへ徳島の名手・正木義則さんと出かけた。
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当日のまきエサ
福良湾のイカダではこのところ、チヌの食いもまずまず安定しており、この日は湾奥に位置する「海上ホテル前」の4番イカダへ上がった。 水深は7m前後と浅いエリアで、同センターの山本さんによると現在は浅場での食いがいいとのこと。
![イカダかかり釣り:秋チヌ40cm筆頭に17尾!【兵庫県・淡路島】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2018/10/20180921ks0404.jpg)
この日、正木さんが用意したのはマルキユーの濁りオカラ、ニュー赤だんごチヌ、速戦爆寄せダンゴに荒びきさなぎ徳用。
これをを半量ずつバッカンに入れてしっかりと混ぜる。海水を入れて上層部のみを混ぜ、ここにニュー活さなぎミンチ激荒、生オキアミをバッカンの端に置いておく。
「さなぎミンチやオキアミは集魚効果が高く、最初から混ぜ込むとエサ取りが寄りすぎたときに修正がきかないので、状況を見ながらアンコにします」とのこと。
さしエサ
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ちなみにさしエサは、秋の定番シラサエビはもちろん、活丸さなぎ、魚玉ハード、くわせオキアミ(丸えびイエロー、食い込みイエロー)、スーパーハードビッグL、くわせコーンなど。秋はエサ取り、チヌの食い気など様々な要因が絡んでくるので、エサは多種類用意しておいた方がいいとのこと。
早速本命ヒット
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前日も釣り人が上がっていたイカダなので、まずはまきエサをせずにシラサエビだけでやや広角に落とし込み。着底後、すぐにココンと軽いアタリがあってベラがヒット。エサ取りがかなり多い様子だ。
そこですぐにダンゴ釣りに変更した。
海水を足してベタベタにしたダンゴにシラサエビを混ぜ込み、さしエサもシラサエビでダンゴに包んで投入。ダンゴが割れると、やや軽いチョンチョンと触ってくるようなアタリが頻発するが、これは小さなエサ取りらしい。
これでアワせるとエサ取りが掛かったり、素バリを引いたり…。しっかりと穂先で送っていくと、ほんの少しだが重々しく穂先を押さえ込むアタリ。これが本命だ。
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天に突き上げたサオがキュンと曲がり、チヌらしい頭を振る引きへ。上がってきたのは25cmほどの「秋サイズ」のチヌ。