魚の食いは、1日の実釣時間の間、決して一定ではない。どうしても食う時間、食わない時間が存在する。ここではこの食わない時間の有効活用術を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)
何かをかえることが必要
投げ釣りの釣行時の気分転換方法(というより魚が食いやんだときの対処法)を料理店とお客様の関係になぞらえながら解説してみた。自身の経験や他のキャスターから学んだことをいろいろと思い出しながら文章をつづったが、とりとめのない内容になってしまった。
ただ、釣りをしていて魚の食いが低下したり、ぴたりと食いやんだ時、少しでも釣果をプラスしようと考えるならば、それまでの釣り方を一度見つめ直し、何か変化をつけることが必要である。これは、間違いなく真実である。
釣り場の状況にもよるが、ここに述べた以外に、投げる方向を少しかえる。根掛かり覚悟でシモリの周辺を探る。あるいはさらに遠投して今より15~20m先のポイントを探る。逆に超近投で波口を集中的に探るなど、様々な方法がある。
今は、情報がキーポイントになる場合もある。そんな、様々な経験の引き出しが積み重なり、いろいろな状況での対処法が少しずつ釣果に結びついてきたとき、それが最善の気分転換法になるのではないだろうか。
<牧野博/TSURINEWSライター>