ここ最近、空き時間があると近場にロックフィッシュ狙いに出かけている。8月前半も、釣友の奥村さん・坂尾君とともに、自宅からほど近い北九州市若松区・岩屋の地磯へ向かった。ここはかれこれ十数年前からアラカブ狙いで訪れていて、魚影が濃いことは折り紙つきで、ついでにアコウも狙う。
海底の変化を狙う
すると答えはすぐに出て、狙い通りのアラカブがヒット。海底に変化がある場所で、ロッドティップだけをシェイクしてワームをアピールし、移動距離を少なくしてとらえたアタリだ。最近このアピール方法でアラカブだけじゃなく良型のアコウも数ゲットしていて、リフト&フォールに加えてシェイクを織り交ぜてアピールしている。
ラン&ガンでポイントを移動しながら沖に伸びる海溝や瀬ギワ、ぽっこりと空いた穴などをタイトに狙うと、何らかの魚の反応がある。すると沖の瀬ギワでガツン。やり取り中に一度、瀬に張り付かれたが、見事30cmオーバーのアコウをキャッチ。
カニを捕食しているイメージで
次はアコウが浅場にやってきて「カニを捕食しているのでは?」のイメージで沖に伸びる海溝伝いにワームを泳がすと、ここでも同クラスのアコウをゲット。坂尾君にも攻める場所のお手本となったようだ。
この調子でポイントとなる瀬ギワや海溝付近を狙い、アラカブをキャッチ。坂尾君はクジメを釣り上げた。奥村さんは最初は調子が上がらなかったが、ワームやオモリの大きさを替えながらアコウをキャッチした。