4月2日(土)、千葉県鴨川市の天津小湊港の先にある川脇の磯に釣行。メジナやクロダイは不発に終わったが、フグをかわしてウミタナゴの数釣りが楽しめたので、その模様を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大熊規男)
磯フカセ釣行
4月2日(土)、千葉県鴨川市の天津小湊港の先にある川脇の磯に釣行した。この日は大潮で、11時すぎに干潮。そこで9時前に到着。ウェーダーを履いて釣り始めた。
以前は、高確率でクロダイが釣れた場所だが、そのころは今ほどフグが多くはなかった。このところ外房で竿を出す機会が多いが、どこもフグにまいっている。その心配は、開始してすぐに現実となった。
コマセから仕掛けを離したり、コマセの真ん中に入れたり投入場所を毎投変えたりするが効果はない。飲み込まれるとハリがなくなり、結び直すのが面倒だ。
良型ウミタナゴ登場
そこで、狙いを足元の海藻の際にして仕掛けを投入。すると、すぐにウキが消えてフグとは異なる引きが伝わった。抜き上げたのはよく太ったウミタナゴ。
これに気をよくして同じように狙っていくと、フグも掛かるがウミタナゴもヒット。しかし、波が手前に打ち寄せるのでウキが海藻に掛かりそうになる。何回かに海藻に引っ掛かってしまった。ウキは回収できたが釣りづらいので立ち位置を変えることにした。
海藻の際を狙いヒット
海藻の際に仕掛けを入れると、すぐにウキが消えた。ウミタナゴだ。腹の膨れた魚体は重くて引きも強い。コマセに同魚が浮き上がってくるのが見える。浮いてはくるが、反転してすぐに海藻の中に戻っていく。
フグも見えるが、それらの下にエサが落ちるとヒットするようだ。コマセによく反応するためコマセを被せるほうが、アタリが出てヒットにつながった。
潮だまりに入れていた魚が逃げたのも含めるとツ抜けしたので、場所を移動してやったことのないさらに先のポイントに行く。
しかし、すでに潮が上げ始めているため、寄せる波でウキが落ち着かない。同時に風が強くなり余計に釣りづらくなった。コマセも少なかったので安全第一で撤収することに。魚は撮影後放流して気分よく帰路に就いた。
<週刊つりニュース関東版APC・大熊規男/TSURINEWS編>
川脇の磯