南房にてコマセイサキ釣りシーズン開幕 44cm頭に良型顔出し

南房にてコマセイサキ釣りシーズン開幕 44cm頭に良型顔出し

3月4日(金)、今月より開始した南房西川名出船の竜一丸のイサキ釣りへ。コマセを撒きすぎず、誘いすぎないように注意すれば、35cm超えの良型が高確率でヒット。24~44cmイサキ10~26尾の釣果となった当日の釣りをリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木村英行)

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竜一丸でイサキ狙い

今月より開始した南房西川名出船の竜一丸のイサキ釣りへ。「ジャンボイサキ」を釣るために必要なノウハウを豊富に持つ同船宿では、自家製のイカ短や、蛍ムラ仕掛け、チドリ天ビンなどこだわりのアイテムの使用を推奨しているので、ぜひ試してほしい。

6時、4人のイサキファンを乗せ安西竜一船長の舵取りで出船。航程20分、波左間沖を目指す。

「38の35でやってください」のアナウンスで開始。必ずPEラインのマークを確認して38mまでビシを下ろし、竿を振り、コマセを出しながら35mの位置でアタリを待つ。

竿の振りかたは特に重要で「振りすぎ」「コマセ撒きすぎ」は賢い大型イサキには逆効果。また、プラビシ振り回すことで魚散らせてしまうので注意したい。

35cm超えがヒット

開始30分後、私の竿にアタリ。強い引きでハリスが切れないようにドラグを調整し舞い上げると常連がタモ取りしてくれて35cm超えがネットイン。

アタリは決して多くないが、かといってコマセを撒きすぎず、誘いすぎないように注意すれば、35cm超えの良型が高確率でヒットする。私はハリス1.5号の仕掛けを2回切られてしまったが5尾をキープしたところで船は北上。

南房にてコマセイサキ釣りシーズン開幕 44cm頭に良型顔出しジャンボイサキ登場(提供:週刊つりニュース関東版APC・木村英行)

船長は魚探の魚影を捉えると「反応はいっているよ」とアナウンス。全員にアタッて、多点掛けもあったが再び食い渋り、船は最初の釣り場へ戻る。

幻サイズの40cm超も

ポイントを休めたのが吉とでて、常連に44cm(後検)、私にも41cmと「幻サイズ」を追加し正午に沖上がり。うしろ髪を引かれる思いで波左間沖を去った。

南房にてコマセイサキ釣りシーズン開幕 44cm頭に良型顔出し多点掛け(提供:週刊つりニュース関東版APC・木村英行)

釣果は24~44cmイサキ10~26尾。

さあ、これからが本番の「大型」「ジャンボ」「幻」どんな言葉にも恥じないデカイサキ狙いにチャレンジすればきっと心に残る一尾を手にすることができるはずだ。

<週刊つりニュース関東版APC・木村英行/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
竜一丸
出船場所:川名港
この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年3月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。