甑島・里(鹿児島県薩摩川内市)の磯では、早くもアカハタが釣れ始めた。まだ数は少ないものの、2月10日に釣行した際は思わぬ他魚も交じり、納得の釣果に恵まれた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
スピードと重量感から大物浮上
獲物は一気に沖に走り、ドラグが鳴る。かなりのスピードと重量感だ。ここで慎重にヤリトリし、相手との距離を詰める。しかし、再び走られる。これが2~3回続いたのち、ようやく魚がこっちを向いた。

3分ほどのやり取りの末、姿を見せたのは大型のヒラスズキだった。シメを飾る1尾に満足し、正午ごろに納竿した。
現地のアカハタは水温の上昇とともに徐々に浅場に寄ってくる。クロは食いが渋いうえ、場所ムラはあるものの、5月ごろまで釣れ続く。
<松田正記/TSURINEWSライター>
藤丸
出港場所:阿久根旧港