ちょっとマニアックなアジングの話 リールの【ハンドル長】を考察

ちょっとマニアックなアジングの話 リールの【ハンドル長】を考察

アジングはタックルが命。ロッドが第一、リールが第二?いや、どちらも譲らず自分の理想のタックルを組みたい、けれど、今回はリールの話をしたい。筆者が最近こだわり始めたスピニングリールのハンドル周り、中でも「ハンドル長」について最小35mmの世界を紹介する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

アバター画像
井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

×閉じる

ソルトルアー ショア

巻きの釣りに強いショートハンドル

さて、ここからは比較でなくおそらくスピニングリール業界最小35mmハンドルの話に戻ろう。

巻きの釣りならば、やはり細かく巻けて魚の小さなバイトを弾きにくく、アタリを抜群に乗せやすいショートハンドルをおすすめする。ただし、ギア比との相性は要確認。筆者の印象では、アジングで5以上のギア比となると35mmショートハンドルは少し難しい感じがする。

ちょっとマニアックなアジングの話 リールの【ハンドル長】を考察メバリングの細かい巻きの釣りにもショートがよし(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ダブルハンドルは必要か

アジングにショートハンドルを使わない人の中に、「投げた後にハンドルを探してしまう」という声が聞かれる。これは、ちょっと気持ちはわかる。特に40mmハンドルに慣れている人がショートハンドルを使ってみると、片手を離してサオの操作だけしていてバイトがあったときに、咄嗟にリールのハンドルを探せないのだ。

ショートハンドル苦手派は、そのような意味で、ハンドルを探しやすくしたり、また等速巻きしやすくしたりするために、あえてダブルハンドルをつける人もいる。とことんこだわって、ハンドルの逆側にバランサーをつけるアジングアングラーも多いようだ。私はそのような世界にはまだ踏み込んでいないので、もし今後そういうことがあったら感覚をお伝えしたい。

<井上海生/TSURINEWSライター>