今さら聞けないライトゲームのキホン:魚の気配がない時間どう過ごす?

今さら聞けないライトゲームのキホン:魚の気配がない時間どう過ごす?

魚は早朝と夕方や夜にかけて活性が上がるもので、ショアでは特にそれが顕著だ。日中には堤防や漁港では釣りにくい。ではその時間を、どう過ごすか。今回はそれを考えてみよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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ソルトルアー ショア

マヅメに照準を合わせて準備

朝夕のマヅメの前にポイントに入る意味は非常に大きい。場所取りと見られようが先行してその場を打てるというのは、やはり、先着順の権利なのだ。だから日中には多少ヒマな思いをしてでもポイント入りした方がいい。

今さら聞けないライトゲームのキホン:魚の気配がない時間どう過ごす?マヅメがチャンスになるアジ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

そして到来するマヅメに合わせて最高の準備をすること、これも大事だ。秋の日はつるべ落とし、夏の朝はアッという間に明ける、30分くらいしか時間がないマヅメ時がある。いや30分あればいい方かもしれない。それくらいマヅメは短いもので、場所のチェンジはおろかリグチェンジもそうそうできない。だからあらかじめ使う予定のものはリグっておく。もちろんスナップを使って効率的に付けかえて、マヅメに多投できる準備を整えておこう。

熱中症、油断の落水などに注意

デイでポイントに入ることには多くの意味があるが、危険もある。たとえば熱中症だ。喉の渇き、日差し、また海の照り返しで目も疲れる。そうなると不意に落水することも考えられる。デイだから大丈夫だと思って普通に歩いているとまったく足元がおろそかになっていて何か転がっているものに躓いて転倒することもある。

ライフジャケットの着用、サングラスもなるべく掛けて帽子を被り、こまめな水分補給。そうして自分の体力の状態にも常に注意を払い、安全で楽しい釣りができるようにしたい。

<井上海生/TSURINEWSライター>