3月の渓流解禁を目前に、今期の釣果を期待しながら各種タックルの手入れとフライタイイングを行ったので、早速フライのテストとルアータックルとの比較釣行に向かった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター片桐真流)
最終釣果&検証結果
当日の最終釣果(11~16時)は強風の厳しいコンディションのなか、何度かバラシもあり、ニジマス8匹であった。
フライフィッシングでのフックサイズは#12、水面に張り付く感じのソフトハックル、興味を惹くゴールドイエローニンフ共に、虫ぽいモシャモシャ感やフワッと感は魚にとって違和感は少ないようで、周りのフライマンとルアーマンを観察してみたが、どちらかと言えば数釣りではフライ有利に見受けられた。
マイクロベイトフィネスでもライン結合部などシステムをしっかり組めば十分勝負が出来ることが分かった。ルアー飛距離も思っていたレンジまで投げられたのでバックラッシュに注意すれば問題はなさそうだ。
ルアーやスプーンで攻めている釣り人を見ていたら、アタリ回数はフライに比べ少ないものの、時折ビッグサイズが上がって盛り上がっていたので、大物狙いであればルアーアクションの誘いに分がある感じであった。釣果傾向としては、フライもルアーもそれぞれ良さがあるといったところだろうか。
今後もフライフィッシングを中心に釣果報告に併せて、タックルの選定、自作フライ紹介、フライフィッシング考察などをフィールドガイドと共に皆様にお届けしていきたい。
<片桐真流/TSURINEWSライター>