「自分で釣った魚を、おいしく食べたい」という夢をお持ちの方も多いのでは。それなら手軽なライトゲームを始めてみよう。ここではサカナの下処理について紹介。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
胃袋の中身でベイト分析
何度か捌いて調理することを続けていると、ちょっと余裕が出てきて、魚が何を食べているかを分析することもできる。胃袋(大体、灰色っぽい小さな袋)をきゅっと絞ると、何かが出てくる。出てこないときは、ほぼプランクトンパターンだ。ザラザラした何かが出てきたら、それは消化されたベイトである。小魚が出てきたら、ベイトフィッシュパターン。次の釣りにフィードバックできる。
先日はちょっと面白いことがあった。カサゴから小エビが、そのまんま出てきたのだ。
ああ本当に海の魚ってエビが好きなんだな、と思う瞬間であった。
話が逸れるれけどエビは人が食ってもおいしいものだ。道理で魚が好きなわけである。
おいしく食べて釣りが楽しくなる
釣った魚は調理して食べてこそ、また釣りが好きになる。ご褒美のようにアジ、メバル、カサゴというターゲットはおいしいし、大型魚と比べて手間もかからない。ライトゲームはそういう面でもいい釣りだ。釣って楽しい、食べておいしい。そして海におけるルアーフィッシングの基礎のすべてが詰まっている。アジ、メバルを釣って食べて、「面白い」と思ったら、得た経験値とマニュアルを基本に別の釣りに派生させ、ステップアップしていこう。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>