イカメタル入門にオススメ!船釣りムギイカ【釣り方編】

「前編の【概要&タックル編】に引き続き、ムギイカメタルを解説。後編では【釣り方編】をお届けします。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

ソルトルアー エギング&イカメタル

ムギイカの釣り方

船長のイカメタルの号数と指示ダナを守り、その水深までをカウンターで確認しながらいったん落としてみる。

このとき少しだけ気にしてほしいことがある。

それはラインを完全なフリーで落とし込まないで、軽くサミングをしたり何度かラインをしっかり張るように完全にスプールを抑えたりして、ラインテンションを保った状態で落とし込むこと。

乗船したときに時々見かけるのが、イトフケがフワフワ出ているのにサミングをしていない釣り人がいるが、これは隣同士のオマツリの原因になるので、ラインの角度とラインテンションに気を配って落とし込んでほしい。

船長の指示ダナまで落としてからは、シャクリ1回につきハンドル1回のワンピッチやシャクリ1回につきハンドル半回転のハーフピッチでシャクり上げていく。

その時の活性次第ではあるが、シャクり上げのスピードも変化をつけてその日の活性も探ろう。

そのシャクリ中にグンと乗ってくることも多いし、3~4回のシャクリ後、一瞬の止めとスロー巻きも有効になる。

そのヒットレンジのリールに出るカウンター表示の水深を、船中共有するためにも隣同士教えながら釣る。

遠慮なく「何メーターで乗りました?」と声をかけ合い、船上の雰囲気を和気あいあいにしてほしい。

また船長の「60mで乗りました~」などのアナウンスのタナに合わせることも重要だ。

釣れたタナをを釣り人みんなで共有していこう。

アタリとアワセ方

釣り開始のまだ明るい時間帯では深めのタナで乗ることも多く、船の集魚灯がついてしばらくしたころになると、次第にヒットレンジが上がってくることも多い。

そんな状況になったら、指示ダナよりも上のタナから少しずつロッド1本分の長さを刻んで、ロッド操作でテンションを保ちながら落とし込みで探ることもやってみるといいだろう。

そのときはイトフケが出るアタリでアワせるのも趣(おもむき)がある。

そして、ムギイカがヒットしたらカウンターの数字を覚えておき、ヒット後の多点掛けを狙ってゆっくり巻いたりして、そのタナを集中して探ることも重要だ。

アタリはロッドティップやラインに出る。

変化があればアワセをどんどん入れていこう。

たとえ空振りになったとしてもそれが誘いになるし、イカたちの活性も上がってくる。

そして、ヒットルアーの当たりカラーも偏るときが多いので、カラーはできるだけたくさん持参したい。

アイディア次第で釣果もアップ!

他には、例えば手持ちの鉛スッテが15号までだったとする。

しかし、20号ぐらいが適当な流れだったりしたとき、ブラックバスなどで使うバレットシンカーを鉛スッテの上に装着し、ウキ止めゴムなどでずれないようにしてウェイトを稼ぐ方法を友人から教えてもらった。

このようないろんなアイデアは考えれば考えるほど面白い。

そして、上のスッテやエギも少しなびかせるため、リーダーを長めに取ったりするのもいい場合もある。

その他には三ツ又サルカンなどを介して、下に円柱形のシンカーを付けてリーダーを長く取り、エギだけで釣る方法もあるし、隣のアングラーの邪魔にならなければいろいろと試してみるのもいいだろう。

基本と少しのアイディアで大釣果が狙えるぞ!

まだまだ仕掛けや誘いなどは開発の余地はあると思うので、試行錯誤を繰り返してイメージを実践に移し、現場でアッと驚く釣果もたたき出せるかもしれない面白さがある。

ただし、基本は乗合船での釣行なので、他のアングラーの迷惑にならないことと船長の了承を得ることが最優先だ。

ムギイカメタルは6月いっぱいまでが最盛期となる。

マイカに比べてムラが少なく、数が爆発的に釣れるターゲットでもあるので、イカメタルの入門には最適といえるだろう。

この夏はぜひムギイカメタルで釣趣と食味を楽しんでいただきたい。

【概要&タックル編】はコチラ

<土屋英孝/TSURINEWS編>
 
この記事は『週刊つりニュース中部版』2018年6月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。