淡水小物釣行:近場でお手軽テナガエビ釣り【東京都・水元公園】

夏日となった5月1日(火)、東京都葛飾区にある都立水元公園テナガエビの様子を見に出かけた。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

淡水の釣り 小魚釣り

橋のたもとの杭を探る

晴天で蒸し暑い。

午後3時30分すぎに公園内の水元大橋に到着。

ポイントは橋のたもとにある杭周り。

杭の周辺を探った。

その近くにはヒシなどの水生植物が生い茂り、エビの生息環境としては好条件。

水量は多めで薄濁り。

釣り仕度をしていると、小魚が跳ねていて雰囲気がいい。

参考タックル図。

タックルは1.5mのノベ竿にミチイト0.6号を竿いっぱいに結ぶ。

ハリス0.4号5cm、ソデバリ1号をチチワでミチイトに接続。

ウキは軸付きセル玉8mmをゴム管止めした下に5mmの中通しセル玉を1個付け、ウキ全体がゆっくりと沈む量の板オモリを中通し状に巻く。

エサは赤虫1匹の通し刺し。

杭の右側は周囲よりくぼんでいて、水深は約90cm。

水面下10cmぐらいにウキがくるようにウキ下を調整し、アタリを求めて丹念に探る。

すると5分ぐらいで動き出す。

ウキがナジむ間もなく、水中深く斜めに消し込まれる。

静かに竿を立てると手元にブルブルとくる。

弧を描いて水面から躍り出たのは7cmの型のいいクチボソ。

オスのようでイブシ銀の婚姻色が美しい。

次はウキがナジんだ直後にツンと引かれ、同じ魚を取り込む。

その後もこの魚が活発にエサを追い、面白いように次つぎと波紋を描いて釣れた。

エビのアタリが出始める

5時すぎ、クチボソの派手なアタリが収まり、風波が立ちだすとおもむろにウキを動かすエビ特有のアタリが出始める。

ユラユラとウキを横に移動させたあとにゆっくりと水底深く沈ませていく。

ウキが見えなくなってから静かに聞くようにアワせると、ピチピチした感触が竿先から手元に伝わる。

そのまま静かに抜き上げると体長5cm(ハサミの部分は含めず)の透きとおったテナガエビが登場。

腕が長いのでオスのようだが、まだ脱皮したばかりの殻の軟らかい若い固体だ。
しっかりとハリをくわえていたので、ピンセットでていねいに外してリリース。

続けて同じようなアタリを取ると、今度は先ほどよりもいい手応え。

竿先からツン、ツンとした良型の感触。

慎重に抜き上げると大きなハサミを振りあげて鉛色をしたオスが登場。

しかし、掛かりが浅かったのか、空中で暴れて痛恨のバラシ。

型がよかっただけにとても残念。

気を取りなおして再開するとアタリがひん繁に。

しかし、食いが浅くハリに乗っても途中でバレたり、アワセが遅れて根に潜られて仕掛けを取られたりと、思うように釣れない。

日暮れ近くになって、ようやくひったくるような高活性のアタリを取り、なんとか2尾追釣、7時前に釣果3尾で納竿した。

釣果はともかくとして、例年より早く楽しめたのでよしとしたい。

水元公園のテナガエビ釣りはまだ始まったばかりだが、今後、数型ともに上向くので、これからが面白くなるだろう。

曇天時や朝・夕マヅメが狙いめだ。

障害物周りがポイントになるため仕掛けの予備は多めに用意してほしい。

<週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦/TSURINEWS編>

▼アクセス
JR常磐線金町駅南口から戸ヶ崎操車場行きバスで水元公園下車。
この記事は『週刊つりニュース関東版』2018年5月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。