ジャパン・サステナブルシーフード・アワード発表 持続可能な魚食とは?

ジャパン・サステナブルシーフード・アワード発表 持続可能な魚食とは?

現在オンラインで開催中の、「東京サステナブルシーフード・シンポジウム」のなかで、11月6日「ジャパン・サステナブルシーフード・アワード」が発表された。

(アイキャッチ画像提供:pixabay)

TSURINEWS編集部

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ジャパン・サステナブルシーフード・アワード

ジャパン・サステナブルシーフード・アワードは、国内で広がるサステナブル・シーフード・ムーブメントをより一層活性化させるために、その年に功績を残したプロジェクトを表彰するもので、2回目となる今年は、リーダーシップ部門とコラボレーション部門の2つの部門が儲けられている。

※サステナブルシーフード=持続可能な魚食

実行委員会には、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)、 MSC(海洋管理協議会)日本事務所、ASC(水産養殖管理協議会)ジャパン、セイラーズフォーザシー日本支局、株式会社シーフードレガシーが名を連ねている。

受賞企業・組織を発表

今回は日本で実施された単独もしくは複数の企業、組織、個人による活動を対象に、夏に募集をかけ、秋に1部門につき4者のファイナリストを公表していた。

6日の表彰式では、コラボレーション部門からは「ブロックチェーンを活用した非対面型ビジネスモデルの構築~ocean to table~」、リーダーシップ部門からは「美味しい和食と豊かな海を、未来もずっと。」のプロジェクトがそれぞれアワードを受賞した。

ジャパン・サステナブルシーフード・アワード発表 持続可能な魚食とは?持続可能な魚食を(提供:photo AC)

リーダーシップ部門

リーダーシップ部門は単独、もしくは複数の企業、組織、個人による、画期的な取り組みで業界のパイオニア的存在となったプロジェクトを表彰するもので、周囲が次に続くような取り組みであることを重視している。

この部門でアワードを獲得したプロジェクトは、「美味しい和食と豊かな海を、未来もずっと。」株式会社きじま。

すでに日本の外食として高いレベルでの取り組みを進める中、ASC認証を100%目指すなどトータルでのサステナビリティへの取り組みと、さらに高みを目指す姿勢が見受けられ、日本の和食レストランのサステナビリティにおける最適なベストプラクティス事例であることが高く評価された。

「外食に多大な打撃を与えているコロナ禍のなかで、こうした取り組みを加速させていることは、日本の外食を勇気づける企業のあり方でもある」と審査員からの声。

コラボレーション部門

コラボレーション部門は、複数の企業、組織、もしくは個人がノウハウを共有することで実現したプロジェクト(同業者間の協働も含む)を表彰するもので、複数組織が協働することで、業界により大きな影響を与える取り組みであることを重視している。

この部門でアワードを獲得したプロジェクトは、「ブロックチェーンを活用した非対面型ビジネスモデルの構築~Ocean to Table~」海光物産株式会社、日本IBM株式会社、アイエックス・ナレッジ株式会社、株式会社ライトハウス。

昨年までの成果をさらに進化させ、水揚げまでの情報にブロックチェーン技術を加えることで小売りや食卓までのトレーサビリティを確保したこと、また、それをユーザーフレンドリーにみせる技術を開発したことが高く評価された。評価ポイントとしては、「4社の連携が光る」「海産物の来歴を可視化するために用いた初のケースであり、今後のモデルケースになるであろう」とのこと。

TSSSとは

TSSS(東京サステナブルシーフード・シンポジウム)は、サステナブル・シーフードに特化したアジアで最大級の国際シンポジウム。

今年のシンポジウムは経済と持続可能性を両立させるブルーエコノミーの観点を踏まえ、水産業、地域社会、海洋環境、ESG投資等の分野における専門家や業界のフロントランナーが最新の知見を持ち寄り、これからのニューノーマル時代を生き抜くサステナブル・シーフード・ムーブメントのネクストステップを描くため、オンラインで11月11日まで開催中だ。

<TSURINEWS編集部>

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