7月29日、静岡・清水港へハタゲームに出かけました。フォール中のバイトをアワせ、見事50cmキジハタをキャッチすることができた釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
清水港でハタゲーム
7月29日、先日のリベンジを果たすべく清水港のとある岸壁へハタを狙って釣行しました。釣行当日は曇り空でやや強めの向かい風が吹いており、先日の釣行時と同じような状況でリベンジにぴったりです。
ポイントへ到着したところ、すでに知り合いが泳がせ釣りで竿を出していました。話を聞いたところ、2回大きなアタリがあったものの残念ながら切られてしまったようです。仕掛けを切った魚はハタの可能性もあるのでチャンスと捉えてタックルの準備を始めました。
ハタゲームタックル
当日使用したハタ狙いタックルは以下の通り。
ロッド:エメラルダス ストイスト82MHH
リール:セルテート LT2500‐H
メインライン:PEライン 0.8号
ショックリーダー:LEVEL5号 (フロロカーボンライン)
向かい風ということもあって今回はスピニングタックルを選択。筆者は強めのエギングタックルを流用していますが、根ズレや強度を考慮してショックリーダーのみ太めの5号を使用しています。
ルアーは向かい風でもよく飛ぶ30gのジグヘッドにシャッドテールワームの4inchを装着したものを使用しました。また、ブレードも付けて波動とフラッシングでアピール力を高めます。
当日の釣り方
まずは様子見で扇状にルアーをキャストしていきます。今回のポイントは砂地が多めで根や起伏が点在しているので、魚が着きやすい根やカケアガリ周辺を重点的にサーチ。ハタは足元にも潜んでいる可能性があるので最後まで丁寧にルアーを引くことが大切です。
今回はボトムをキープしつつ、根や起伏周辺を通過させるイメージでルアーを操作しました。最初の数投はスイミング、リフト&フォールともに反応がなかったので少しずつ移動しながら狙うポイントを変えていきます。
砂地ポイントへ移動
ポイントを移動しつつ、砂地が多いポイントにやってきました。ここはヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュも狙える場所。
移動後はスイミングパターンからスタートして、活性が高い魚がいないかチェックするのが筆者おすすめの釣り方です。反応が得られなかったのでリアクションバイト(反射食い)を狙ってストップ&ゴーを試してみることにしました。
50cmキジハタをキャッチ!
4~5回ハンドルを巻いて再度着底させる動作を繰り返し、足元まで丁寧に探ります。ハタやフラットフィッシュなどの魚はフォール中にアタックしてくることが多いので、着底まで気が抜けません。
ある程度近くまでルアーが寄ってきたとき、フォール中にコツンと小さなテンションが抜けるアタリが。強めにフッキングするとアタリの小ささとは裏腹に、魚が強い抵抗をみせます。根に入られないように一気に浮かせると、陸っぱりからなかなか釣れない50cmのキジハタ!最後はタモを使ってランディングし、無事に前回のリベンジを果たすことができました。
泳がせにセイゴがヒット
その後、キャストを繰り返したものの、残念ながらハタの姿を見ることはできませんでした。ただ、泳がせ釣りのアタリも考えると他にも大きなハタがどこかに潜んでいるはず。
帰る前に、知り合いから生きた小魚をもらってセイゴを狙ってみることに。岸壁の際で小魚を泳がせると投入してから10秒もしないうちに狙い通りヒット。50cmクラスのセイゴが派手なエラ洗いで楽しませてくれました。セイゴを釣り上げたところで納竿。
想定外の大型キジハタをキャッチしてリベンジには十分過ぎる結果となりました。意外にもハタは波止や堤防からでも狙えるターゲットで、秋にかけておすすめの釣りです。エギングやショアジギングとのリレー釣行もできるので、是非皆さんもハタゲームにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
<杉本隼一/TSURINEWS・WEBライター>
清水港