ファミリーでザリガニ釣り 肉の脂身が特エサ【愛知・岩倉市自然生態園】

ファミリーでザリガニ釣り 肉の脂身が特エサ【愛知・岩倉市自然生態園】

初夏の訪れとともに、ザリガニ釣りシーズンが到来。定番スポットの愛知県の岩倉市自然生態園へファミリーでGO!バケツいっぱいの釣果に満足だ。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)

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淡水の釣り 小魚釣り

岩倉市自然生態園でザリガニ釣り

6月21日、岩倉市自然生態園へザリガニ釣りにいった。例年ならば余裕で一番乗りの午前9時に現地に到着すると、すでに駐車場が半分ほど埋まっている。園内では多くのファミリーがザリガニ釣りを楽しんでいるではないか。これもコロナの影響か……。

しかし心配することは無い。比較的少ないここの駐車場のキャパシティーに比べて園内は広大なため、釣りをするスペースは十分ある。早速適当なスペースを見つけて準備だ。

エサは肉の脂身

エサは定番のスルメ。ではなく自宅で調理の際に取り除いておいた肉の脂身。スルメに比べ食い込みならぬ挟み込み?抜群の特エサだ。ザリガニが挟んだ後、引き上げる際に離してしまう確率がグンと下がる特徴を持つため、周りの子供たちと比べてもブッチギリの釣果をたたききだせる代物だ。

周りには「それハサミで挟めるの?」というくらい大きなメザシを1匹丸ごと付けている猛者もいてエサのバリエーションを見ているだけでも面白い。

次々とザリガニ登場

子供3人にサオを持たせると、早速それぞれが好きな場所で始めている。長女は自らの嗅覚でアシの隙間を攻め始め、三女は次女にひっついて足場の良い所で一緒に始めている。ここでは釣り上げたザリガニは基本的にリリースできない。そのため既にかなりの数が抜かれていると思われる。

ファミリーでザリガニ釣り 肉の脂身が特エサ【愛知・岩倉市自然生態園】誰が一番釣れるかな(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)

しばらくは様子見かな。と思うのもつかの間、「釣れたよー」と声がする。その声の主は何と三女。年小さんが一番乗りだ。じっとしていられないので、サオが動いてしまうのだが、それが良かったのだろうか。「えーっ!」と、お姉ちゃんたちは大ショック。

お父さんはタモ入れに大忙し

続いて釣れたのは長女。一番釣りに慣れているだけあって1匹ヒットさせると順調に釣り上げ始め、そのうちどこかへ行ってしまった。次女はなかなか釣れず半泣き状態だったが、長女がどこかへ離れていったタイミングでようやくヒット。それ以降は順調にヒットが続き、お父さんはタモ入れに大忙し。

園内にはかなりの数のファミリーが滞在しているが、あちこちでヒットが見られザリガニのストック量の多さには驚くばかり。そうこうするうちに「また釣れたよ」と三女にヒット。

高難度の小型ザリガニもゲット

三女はなかなかの才能の持ち主のようだ。次は長女が呼ぶので行ってみると、浅瀬の小型のザリガニを食わせようと一生懸命のようだ。

「小さいのは釣れないから諦めた方がいいよ」と言ってその場を離れたが、しばらくすると小さなザリガニを持って帰ってきた。粘りに粘って釣り上げたようだ。できればその粘りを勉強の方に生かしてくれるとお父さんはうれしいのだが…。

ファミリーでザリガニ釣り 肉の脂身が特エサ【愛知・岩倉市自然生態園】アシ際は狙いめ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)

バケツいっぱいの釣果に

1時間ほどでバケツにいっぱいのザリガニを釣り上げ、納竿とした。足場も良く、安全にザリガニ釣りができるこの公園だが、コロナウイルス対策でいろいろとルールが変更になっている。マスク着用や管理棟での受付などが必要になっているためネットで確認してから釣行してほしい。

<週刊つりニュース中部版 APC・松田久史/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
岩倉市自然生態園
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年7月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。