ルアーフィッシング好きの筆者が、9年間通い続けた木曽川河口の好ポイントを紹介。立ち入る際の守るべきルールも解説しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦)
木曽川、長良川の河口のルール
木曽川(右岸)や長良川(左岸)の河口域では入り口にカギがかかっていることをご存知だろうか。よく行く人は知っているだろうが、知らない人も多いため入り口ゲートの話から記載したい。
初めて木曽川へ行った時、私は木曽川河口周辺でしばらく帰れないことがあった。それは入り口のゲートが開いていたので、そのまま車で土手を下り川沿いに入って釣りをしていた。夜中まで釣りをして帰ろうとした時、入り口ゲートにカギがかけられていた。パニックになったのを今でも覚えている。
この鍵は木曽川河川事務所で、平日に借りることができる。このカギを持っている人がゲートを通過したら閉めることがルール。私は当時そのことを知らず、閉じ込められてしまったのだ。なぜ入り口にカギをしないとダメなんだろうと疑問に思った私は、木曽川河川事務所へ行き詳しく話を聞きに行った。
担当者からは、「昔はカギなどなく誰でも釣りを楽しめていたのたが、いつの日かシジミの密漁者や不法投棄をする一部の人たちがいて大変困っていた。そこで木曽川(右岸)、長良川(左岸)の河口周辺の入り口にゲートを設置した」とのこと。
誰でも平日に木曽川河川事務所へ行きルール説明を聞いた後、カギを貸してもらえる。返却の際も事務所の入口に返却ポストが設置してあり、カギをポストへ投函するだけになる。
ルール守って釣り場を守る
また事務所の担当者から最後に厳しい言葉を聞いた。これ以上シジミの密漁や不法投棄が増えた場合、カギの貸し出しを中止して木曽川では釣り禁止になることもあると。皆が釣りを楽しめる木曽川であってほしい。
また漁師さんの船がある場所は基本釣り禁止。ジェットや船をスロープから上げ下げするのも禁止になるため、必ずルールを守って楽しく釣りをしてほしい。
※記事内に登場する釣り場の現在の立ち入り可否状況については、公式HPを確認もしくは、直接各施設へお問い合わせください
<週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦/TSURINEWS編>
木曽川河口