東京湾~相模湾の船から狙うワラサ釣り、タックルから釣り方まで

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夏の終わりからが本番の東京湾~相模湾のワラサ釣り。
コマセで狙う関東のワラサ釣りは、船中のチームプレイでコマセが同調すればするほど効果を発揮する釣りです。今回はコマセで狙うワラサのタックルと基本的な釣り方をご紹介。

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この記事は『週刊つりニュース関東版』2017年10月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

  

ワラサのタックル

竿はオモリ負荷50号クラスの2.5m前後。
調子は6対4~7対3で、胴に張りがあるものがいい。

マダイ用でも代用できるが、青物専用タイプが最適。

ミチイトはPE4号以上。
タナ取りが重要なのでマーカーのあるものを使おう。

エサの付け方

エサ付け1匹がけの例。このように尾羽根は外しておこう。
抱き合わせのエサ付け例。オキアミの腹同士を抱かせてつける。

エサはオキアミを抱き合わせて付ける。

尾羽根を切り、切り口からハリ先を入れて腹側に抜く。
もう一匹のオキアミは腹側からハリ先を刺す。

エサ取りが多いときにはオキアミの間にイカの短冊を挟むと効果的。

ワラサの釣り方

ワラサは群れをつくる魚。コマセワークで群れの足をとめさせよう。

釣り座のセッティングは、コマセバケツを竿より風下に置く。
右舷なら竿が左側、左舷なら竿が右側に。

竿はホルダーにかけたまま、ビシに軽くコマセを詰めてエサを付け、天ビンを投入。

リールのクラッチを切ると同時に、親指でスプールを押さえてサミングし、一方の手でハリスを誘導しながら徐々に仕掛けを下ろす。

ハリまで30~40cmのところにきたら付けエサを静かに落とし、ここから一気に海底または指示ダナの下へ。

このとき、竿を手に持ち、竿先を下に向けると落下速度が速い。

 

タナ取りが海底からの指示の場合

タナ取りが底からの場合、ビシ着底後、素早くイトフケを取る。
正確な水深を把握したうえで2~3m巻き上げ、そこから1m刻みにコマセを撒いてからタナにセット。

指示ダナは「ハリス分プラス○m」、または「その前後を探って」というように船長から言われるが、メーンはハリス分+2~4mの範囲。

ゲストやエサ取りが多い場合は手返しを速めて対応。

コマセワークは1度の誘いで撒き切るくらい積極的に行い、誘いは優しくゆっくりが基本。

船中誰かにアタったときは、船下に群れが入ってきているため大チャンス。
コマセを撒き、ゆっくり大きく誘って付けエサを魚にアピールしよう。

タナ取りが海面からの支持の場合

タナ取りが海面からの場合、指示ダナ下の4~5mまで仕掛けを落とし、そこから小刻みにコマセを撒いて指示ダナへ。

例えばタナが30mの場合、ミチイト3色+4~5m下まで仕掛けを下ろす。
コマセを撒きながら巻き上げて、3色と4色の境目が海面になるように。

誘いは同様に行うが、指示ダナは守ること。
タナを探りたい場合は、ハリスを1~2m長くして対応する。

ワラサ釣りはチームワークが大切

いずれにしても、この釣りはチームプレイ。
時々船下を通る群れを足止めするため、皆でコマセを撒き続けることが肝心だ。

アタリはほとんどの場合、竿が胴から一気に曲がる強烈な引きが訪れる。
ごくまれに居食いや食い上げもある。

できるだけイトは出さず、竿の曲がりで引きを交わし、電動リールのスイッチオン。

魚の頭を上に向け、あまり遊ばせずに巻き上げる。
隣や反対の舷とオマツリしたら声をかけ合って素早く対処し、時合いを逃さないように。

タモ取りは皆で協力し合って行おう。

青物は走り回るので釣り上げるときは無理をせずタモ取りをしてもらおう。

クーラーには、あらかじめ多めの氷と海水を入れてよく冷やしておき、魚はすぐに入れて鮮度よく持ち帰ろう。

船上での血抜きはサメを寄せてしまうため禁止している船が多い。

<週刊つりニュース関東版 本紙・宮﨑千恵/TSURINEWS編>

 

▼関東ワラサ広域マップ

 

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