食べてよし、釣ってよしの鉄板ターゲット"アジ"。それゆえ、地域などに合わせて釣り方も独自に発展し、さまざまな釣法が存在する。今回は船釣りでの代表的な3つの釣り方を紹介。それぞれの特徴などを知ることでより楽しむことができるはず。
ビシ釣り
片天ビン+ビシ(コマセカゴ)を使用して、指示ダナでコマセを撒き、吹き流したハリスに食わせる釣り。潮流にあわせて自然と仕掛けが流れるのでタナさえ合えば置き竿でも食ってくる。
相模湾ではプラカゴを使用したり、東京湾でも潮流の速いエリアでは120号近いカゴを使用したりと、さまざま。付けエサは、青イソメや赤タンなど。
多点掛けが魅力のサビキ釣り
魚皮やスキンの擬餌バリをコマセの幕で躍らせて釣るサビキ釣り。ズラズラっと多点掛けする面白さがあり、高活性時には一気に数が伸び重量感たっぷり。
高いゲーム性の逆サビキ釣り
内房上総湊の福丸では通常のサビキ釣りのオモリ部分に、ビシを取り付けて、ゼロテン~たるませなどを駆使してアタリを取っていく逆サビキ釣りが人気。海中をイメージして仕掛けを操作する面白さから、ゲーム性が高くファンも多い。
釣り方も多彩で住人十色
最後にアジは口が軟らかく、バレやすいので、抜き上げるまで気が抜けない。また仲間内で数を競うのもいいし、大物を狙うというのも面白い。釣り方が多彩なように、楽しみ方も十人十色。自分にあった釣りが見つかるはずだ。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>
▼この船について
福丸
エリア:内房エリア
出船港:上総湊港