鉄の塊を巧みなロッド操作でベイトに模して魚を掛けるルアー釣り、ジギング。一日中ロッドをシャクり続けるハードな面はあるが、対象魚によっては手軽に楽しめる。
概況
茨城日立の釣友丸では連日ヒラマサやワラサが顔を出している。
大貫丸はスロージギングで根魚有望。
鹿島の幸栄丸は5月25日、4kg頭にヒラマサ0~2尾とイナダ。
不動丸では23日、ヒラマサやワラサ、イナダが入れ食いだった。
東京湾ではタチウオジギングが今後盛期を迎える。
内房宮川丸では近日出船予定。
伊豆半島や駿河湾など好釣り場に恵まれている静岡は、ジギンガーを自負するならば一度は訪れたいフィールド、銭洲への遠征船も多数あり。
土肥のとび島丸では、泳がせ釣りに交じってジグで多数のカンパチが上がっている。
タックル
大事なのはタックルバランス。
使用するジグの重さと、対象魚を参考に、ロッドとリールを選ぶ。
青物など、速いリーリングが必要だったり、キャストする機会が多ければスピニングタックル。
フォール中にアタリがでることが多かったり、一定の速度で巻き続けるような誘いが必要な釣りでは両軸タイプが使いやすい。
【ラインとリーダー】
スレに弱いPEラインを補うため、リーダーは必須。
ナイロンやフロロラインをPEラインと直結。
結束方法はPEラインとリーダーを編み込んでいく「摩擦系ノット」が人気。
代表格のFGノットは覚えておいて損はない。
【フック】
対処魚によってフックのセットの仕方は変わってくる。
最適なものを探そう。
ジャーク
注意点
オマツリ防止などの理由でジグの重さや、PEラインの号数を統一する船もある。
また、エサ釣りと同船する際はルールに従って楽しもう。
<週刊つりニュース関東版 編集部まとめ/TSURINEWS編>