指折りの名礁にてドキドキ×フィーバー突入で寒グロ22尾【鹿児島県野間池】

12月23日、鹿児島県南さつま市野間池寒グロ狙いで釣行した。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

海釣り 磯釣り

上礁の順番は船長セレクト

足元への突っ込みに耐えながら浮かせた45cmの口太。

午前6時30分、予約していた栄進丸に荷物を積んで出港。

この船の上礁順は船長任せとなるため、ワクワクしながら自分の順番を待つ。

5分ほどして瀬上がりが始まり、次々に釣り人らが上礁していく。

残り少なくなってきたところで、「西くん!次、平瀬に行こうか!」と声をかけられた。

一気に胸の鼓動が高鳴る。

それもそのはず、野間池の中でも指折りの名礁であり、天気の良い日にしか上がることができない。

私も10年近く通ってまだ2度しか上がったことがない。

上礁後、磯を見渡すと一面海苔だらけ。

足場も悪いため、波を被らない平坦な場所に道具をまとめて準備に取りかかった。

今回のまきエサは、オキアミ2角、アミ1角に『グレパワー/マルキユー』V11とV9を各1袋ずつ混ぜ合わせた。

つけエサはオキアミ生と『スーパーハード/マルキユー』を持参した。

釣座は船着きから北向きに構え、仕掛けを用意しながら足元のサラシにしばらくまきエサをまくと、底の方でチラチラとクロが泳ぐ姿が見えた。

幸先の良いスタート

参考タックル図。

朝イチは尾長(オナガ)グロが出ることも念頭に入れ、ハリス2号を結んで期待の第1投。

反転流が払い出しとぶつかり合い、複雑な流れを形成している。

潮のカベで潜り潮をとらえ仕掛けがなじむと、手前方向に当てて来ながら沈んでいく。

ウキが見えなくなったところで回収すると、つけエサが取られていた。

次は先程よりもミチイトをやや張り気味にして流すと、またしてもつけエサだけが取られている。

今度は仕掛けが沈み始めたころに一度引き戻し、それからまたミチイトを張りながら入れ込んでみた。

すると、足元に仕掛けが流れ着いたころ、サオ先にコツコツとアタリが伝わった!即座にアワセを入れると、一気に沖へ走りだした。

かなり強い引きだ!ハリス2号の強さを信じてサオを絞り応戦する。

沈瀬や足元への突っ込みを交わして浮かせると良型尾長で、チモト切れに注意しながら無事にタモ入れすることができた。

測ってみると44cmの尾長で、幸先良いスタートだ。

釣りを再開すると、潮の流れが変わっており、払い出しと反転流のぶつかる部分がきれいに足元から伸びるように形成されている。

足元にまきエサをまき、間を置いて仕掛けを投入。

すると、ウキ下がなじんだころにウキがスポッと入るアタリ。

反射的にアワセを入れると、先ほどの尾長より引きは控えめ。

今度は35cmほどの口太(クチブト)グロだった。

ラッシュ突入

大満足の釣果。

この口太を皮切りにラッシュに突入。

2ヒロ~サオ1本ほどのタナで次々に口太が食ってくる。
あっという間に2ケタ釣ったところで、満潮の潮止まりを迎えた。

潮変わり後、下げ潮が南に向かって勢いよく流れ始めていたため、釣座を南向きに変更。

引かれ潮と本流のカベを狙うことにした。

まきエサを数投し、ふと目線を上げると少し沖の潮目で魚がバシャバシャしている。

よく見ると浮きグロで、沖に流れていくまきエサを食っているようだ。

ハリスを短く切って投げてみると、ギュン!とサオを引ったくるようなアタリがでた。

アワせると小気味良い引きが手元に伝わる。

しばしのやり取りの末、上がってきたのは35cmほどの口太。

その後、2投連続で同型を追加した。

しかし、欲が出るものでさらにサイズアップがしたくなり、底の方にいるクロを狙うことにした。

ハリスの長さを元に戻し、手前から仕掛けを刺し込み、ある程度の水深に差しかかったところでミチイトを張ると、コンッというアタリでつけエサが取られた。

次の1投では先程よりもミチイトの張りをやや緩めて流すと、今度はラインがスーッと動くアタリ!即座にアワせると、ガッチリ掛かった!サオにズシッっと重みが乗った。

足元への突っ込みに耐えながら浮かせたのは、45cmの良型口太だった。

その後も同じパターンで食いが続き、午後2時の回収までに尾長と口太を計22尾釣り上げる大満足の釣果となった。

<週刊つりニュース西部版 APC・西翔立/TSURINEWS編>

▼この船について
栄進丸
この記事は『週刊つりニュース西部版』2018年1月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。