沖磯でのロックゲームで42cmオオモンハタに35㎝アカハタ【熊本】

沖磯でのロックゲームで42cmオオモンハタに35㎝アカハタ【熊本】

秋雨前線の影響でなかなか釣りに行けなかったが、ようやくシケが収まり釣りに行ける状態になり、9月4日に沖磯に釣行することにした。今回の狙いは根魚であるハタ、まだまだ本格シーズンのターゲットだ。瀬渡し船で沖磯に渡りアカハタ、オオモンハタを狙う。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・花田浩晃)

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黒瀬崎の磯でロックゲーム

沖磯でのロックゲームで42cmオオモンハタに35㎝アカハタ【熊本】大江沖磯の釣り場(作図:週刊つりニュース西部版 APC・花田浩晃)

夜半に出発し、予約してした天草市大江港に向かう。到着ししばらく仮眠した後、英光丸の船長にあいさつし、乗船名簿を記入して出船。私のほかにも底物師、ルアーマンが同船していた。

私が朝イチで渡してもらったのが黒瀬崎の瀬。

明るくなるまで朝食をとったり、タックルを組んだりして夜明けを待つ。

まずは30㎝アカハタから登場

沖磯でのロックゲームで42cmオオモンハタに35㎝アカハタ【熊本】当日のタックル(作図:週刊つりニュース西部版 APC・花田浩晃)

ようやく薄明るくなってきたのでまずはテキサスリグ24gにグローのクロー系ワームを装着し地形を把握するためにキャストしボトム形状を調べる。調べながらリフト&フォールで探っていると「ガッガッ」とハタ独自のアタリがあり、ひと呼吸入れて大きくアワせてヒット!

しかしすんなり上がってきたからあまり大きくはない、抜き上げたのは30cmほどのアカハタ。

その後も底を叩き続け同サイズのアカハタを1尾追加したが、後はカサゴ(アラカブ)が数尾のみ。

スイミングでサイズアップ

ハタは浮いてるかもしれないと今度は24gのブレード付きジグヘッドに3.5inchのボールシャッドワームの組み合わせで瀬周りのボトム付近を巻きで探っているとヒット。

なかなかの引きで根に巻かれないようゴリ巻きで寄せ、上げたのは40cmに迫るアカハタ。やっとサイズアップでき、ほっとした。更にアカハタを狙って瀬周りを探るとまたヒット。上がったのは35cmのアカハタ。

パターンをつかんだかと思ったが、1時間ほど探ってもアタリがない。

沖磯でのロックゲームで42cmオオモンハタに35㎝アカハタ【熊本】美しいアカハタ(提供:週刊つりニュース西部版 APC・花田浩晃)

続いてオオモンハタ狙い

アカハタを諦め、今度はボトムから表層を探ってオオモンハタを狙う。

オオモンハタは基本的に浮いてるので、ボトムから表層近くまでジグヘッドリグ等のルアーをリトリーブして誘う。1時間ほど探るがアタリがない。

よく見ると潮止まりのようだ。諦めかけたがしばらくすると上げ潮が動き始め、瀬の周りにヨレができ始めた。更にベイトフィッシュが寄り始めたのでその付近を重点的に探っていく。

42㎝オオモンハタ手中

探り始めること15分、沈み根からルアーが離れた瞬間に「ゴン!」と強いアタリがありヒット。「ググッ、グングン!」トルクある強い引き。これまでのサイズより大きそうだ。ドラグが鳴る。根に巻かれないよう誘導し、なんとか浮かせたのは良型オオモンハタ。慎重にランディングしキャッチしたのは42cmのきれいな魚体。やはり潮が動いてベイトフィッシュが寄ったタイミングでバイトしてきた。

沖磯でのロックゲームで42cmオオモンハタに35㎝アカハタ【熊本】オオモンハタ42㎝をゲット(提供:週刊つりニュース西部版 APC・花田浩晃)

時合いが来たかと更に探るが、バイトが一度あったものの残念ながらフックオフしてしまった。その後、瀬替わりするが小さいアカハタを2尾追加して納竿とした。

夏がシーズンと思われるハタゲームは晩秋まで楽しめるので、ハタ類の強烈な引きをみなさんも味わってみては。

<週刊つりニュース西部版 APC・花田浩晃/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
英光丸
出港場所:天草市天草町大江
この記事は『週刊つりニュース西部版』2019年10月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。