カットウ釣りで40cm級ジャンボショウサイフグ乱舞【茨城・長岡丸】

カットウ釣りで40cm級ジャンボショウサイフグ乱舞【茨城・長岡丸】

「30~40cmのジャンボぞろいのショウサイフグが27~42尾の好釣果だった」との朗報を受けた翌日の9月12日(木)、茨城鹿島の長岡丸を訪れた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

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長岡丸でショウサイフグ狙い

長岡丸に集まったショウサイフグファンは私を含めて7人、右舷4人、左舷3人に分かれて乗り込み、私は左舷胴の間、操舵室の横に釣り座を構える。5時、飯塚正貴船長の操船で、ようやく薄明るくなってきた岸壁を離れるが、向かい風になる北東風が約10m吹いており、海上はかなり白波が立っている。

船長は「きのうはいいナギだったのになあ」と、ちょっぴりうらめしそう。慎重な操船が続き、40分ほどかけて真沖の釣り場に到着。ゆっくり潮回りを繰り返し、反応をとらえると軽く制動がかかり、「はい、用意してください。このあたりから探っていきます。用意ができたら始めてください。水深は25mです。」のアナウンス。

当日のカットウ釣りタックル

当日はカットウ仕掛けで狙う。親バリにアオヤギのむき身をワタ、ベロの順でぬい刺しにし、ハリのチモト部へこき上げ、4~5粒を重ね付けにする。一方の手で仕掛けを持ち、竿の弾力を活かし、アンダースローで投げる。

着底したら、オモリが底に着くか着かないかのポジションを保持したいが、船のアップダウンが激しく、ままならない。根掛かりが少ない場所なので、オモリを底べったりの状態にし、船が波頭に乗りジワッとミチイトが張り始めるときに訪れる微細なアタリをとらえることにする。

カットウ釣りで40cm級ジャンボショウサイフグ乱舞【茨城・長岡丸】タックル例(作図:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)

船中ジャンボサイズ連発

トモに座る新開信之さん(土浦市)はカワハギ竿を使い、仕掛けを遠くへ投げて探ってくる釣法で「これぞ鹿島サイズ」と呼べるジャンボなショウサイフグを立て続けに掛け始める。

3尾目となるデカフグをかかげる同氏は「東京湾へマダコを釣りに行く予定でしたが、出船中止になったのでこちらに来ました。うわさ通り、ジャンボばかりで大満足です」とコメント。

カットウ釣りで40cm級ジャンボショウサイフグ乱舞【茨城・長岡丸】船中第一号の鹿島サイズをゲット(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)

30㎝後半の型揃い!

「よし、こちらも頑張ろう。」と竿先に全神経を集中させる。船が持ち上がり、ゆるんでいたミチイトが張り始めたときにコツコツと明確なアタリ。間髪入れず短くシャープにアワセをいれるとズシッと確かな手応え。巻き上げにかかると、横走りして抵抗するのでスリル満点だ。サキイトが見えたところで海中をのぞくと大きな白い塊がボーっと浮上してくる。

やがて海面を割ったのは38cm級本命。首を激しく振りながら、なおも抵抗を続けているが、竿の胴の弾力を活かし、ドサッと船中へ抜き上げる。

続けて投入。ゆるんだミチイトが張り始めた途端に明確なアタリ。すかさずシャクリをいれるとズシッと衝撃。これも巻き上げ途中の抵抗が強く、存分に楽しませてくれて、35cmを取り込んだ。

ジャンボばかりで大満足!

型ぞろいを3尾追釣したところで、右舷側の様子をみると、胴の間に座る和田さん(葛飾区)のオケには、ツ抜けに近い良型がひしめいている。「好調ですね。」と声をかけると「フグは釣っても最高に面白く、食べても美味しいから最も好きな釣り物だよ。」と満足げだ。

カットウ釣りで40cm級ジャンボショウサイフグ乱舞【茨城・長岡丸】釣趣にぞっこん(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)

トモで竿を振る星野明さん(川口市)も順調に釣果を伸ばしている。話を聞くと「ショウサイフグは2回目の挑戦」とのことだが、自作仕掛けを使用し「仕掛け作りも釣りの楽しみのうちですから。」と、ごもっともなコメント。

カットウ釣りで40cm級ジャンボショウサイフグ乱舞【茨城・長岡丸】自作の仕掛けで釣果を伸ばした(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)

相変わらずタフコンディションだったが、2尾の大型を追釣し「いよいよこれから追い込みだ。」と意気込むが「フグの掛かりがよく、とても残念ですが、さらに風が強まってきました。全ての船が9時30分に早上がりすることになりました。」のアナウンス。後ろ髪を引かれる思いながら、安全第一で竿を納めた。

当日の最終釣果

船中釣果は30~41cmのショウサイフグが2~10尾。帰港後「また、日並みのいいときに、ぜひ再挑戦させてください。」と希望を伝え帰途に就いた。

<週刊つりニュース関東版 APC・大村隆/TSURINEWS編>

▼この釣り船について:長岡丸
この記事は『週刊つりニュース関東版』2019年月日号に掲載された記事を再編集したものになります。