9月2日、3日の深夜に、シーバスを狙い木曽川へ向かった。ニゴイの猛攻を退け、年無しクロダイと本命75cm超えシーバスをゲット。釣果キモは、岸際に溜まったベイトがいるかどうか。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦)
バイブレーションでニゴイから
木曽川のポイントは、前日に雨が降ったのか、水は白濁りがある。
まずは岸からマゴチを狙って、バイブレーションをキャスト。
すると1投目からガツンとバイト。しばらくやり取りして上がってきたのはニゴイだ。
ニゴイが釣れるときは、大体河川の水に塩の味がしないとき。やはり前日の雨で雨水に変わってしまっていた。
しかし、魚がヒットするということはルアーを水中で見られているわけで、チャンスはあると確信した。
ニゴイの猛攻で腕は限界に
しばらくするとウエーディングできる水位になったため、少しずつ沖へと進む。
バイブレーションをキャストするたびに魚がルアーに当たる。濁りがあるためか、ルアーを見切られずすごく活性のいい状況。
何度かヒットしたが、釣れるのはニゴイばかりで気がつけば15匹以上。腕が痛くなるほどニゴイを釣るが、いまだシーバスやクロダイのアタリはない。
50㎝の年無しクロダイ登場!
潮止まり間近にいい流れが入り、北風が吹く。最後のチャンスだと集中してボトムを探る。
すると岩にルアーがコツンと当たった瞬間、今までとは違うロッドをたたく引きに変わった。クロダイだ!丁寧に岸際に寄せ無事にランディングに成功。
サイズは50cmの年無しクロダイだった。最後の最後でクロダイを釣ることができたのはうれしかった。
翌日は75㎝超シーバス手中!
次の日、またも夜中に木曽川へ。1日たったら水の色は変わっているかなとライトで照らすが、濁りは取れてなかった。昨晩との違いはベイトの数が多いこと。これなら岸際にもシーバスが寄ってきているだろうと丁寧に探る。
するとまたしても、わずか3投目でヒット。アワセを入れた瞬間からエラ洗いを見せた。本命のシーバスだ。ゆっくりとやり取りを楽しみランディング。
コンディションのいい75cmオーバーのシーバスを釣ることができた。
2日間の感想
今回2日間を通して感じたことは、すぐに沖へとキャストするのではなく岸際を狙ってみること。ある程度水深があれば十分にシーバスやマゴチ、クロダイがベイトを食べに寄っているからだ。ぜひ試しに岸際から攻めてみてほしい。
<週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦/TSURINEWS編>