私たちにとってもっとも身近な乗り物である自転車。子どものころは愛車にまたがって街中を走り回った記憶がある人は多いだろう。大人になるにつれて、自動車やバイク替わり「もう自転車にはずいぶん乗っていないな」という声も聞こえる。しかし、昨今の健康ブームのなかで、スポーツ自転車を駆る人も見かけるようになってきた。釣り人の視点で自転車を見てみよう。
アイキャッチ画像:Pixabay
6,ママチャリ
もっとも身近なのが軽快車、いわゆるママチャリだ。ホームセンターなどで1万ほどで販売されており、子どもが「俺ってどこにでも行ける!」と少し大人な気持ちにひたれる最初のアイテムになる。
朝、前後に幼児を乗せて疾走する父母を見かけることも多い。電動サポートで坂道をすいすい登れるタイプもある。ギアなしタイプなら安価で多種、釣り用に改造するのにも最適だろう。パーツも簡単に手に入る。走行能力は変速がの付いてないと絶望的。
コスト:★★★★★
走行能力:★★
積載力:★★★★
釣り対応:★★★★★
結論:オールラウンドな釣りに使える最高の相棒
7,折りたたみ自転車
普段使い用に購入すると、ほぼ折りたたむことはなくなり、その意義を失いがち。コンパクトになるので、車に積んでいけば堤防などの移動に重宝するだろう。駐車場から釣り場まで距離がある場面で、心強い味方になる。本格的なものは高額だが、量販店には安い製品も並んでいる。よく堤防釣りをする人には向いている。
コスト:★★★★
走行性能:★★★
積載力:★★★
釣り対応:★★★★
結論:途中まで運搬してくると頼もしい存在になる。
まとめ
自転車好きで釣り好きならではの視点で解説してみた。
ロードバイクが趣味の筆者だが、自分的には釣りに使うならママチャリ推しだ!理由としては値段が安く、釣り用にカスタマイズしやすい点だ。ちょっとそこまで釣り行こうと思ったときには使いやすい。
折りたたみ自転車は持ち運べるので電車釣行の時に割と使える。少し離れた郊外はもちろんのこと、ちょっとした渓流釣りにも使えないことはない。
資金があればランドナーや本格的なクロスバイクも検討してもよいが、それは釣りも自転車も同じくらい好きな人向けだ。まずはママチャリで釣行から始めてみてはいかがだろうか?
<大谷/TSURINEWS・関東編集部>