1月20日、入院を控え「場合によってはしばらく釣行できなくなるかもしれない!」という不安を抱えながら、闘病生活の前に釣行しようと、大アジが伊良湖沖で上がっているという情報を得て、愛知県・南知多町師崎港の石川丸に乗船した。
奥が深いサビキ釣り
今回の釣行は難易度が高いサビキ釣りで、満足できる釣果となった。
私のこれまでのサビキ釣りのイメージは、指示ダナにサビキ仕掛けを投入して、シャクリを入れて待つ。この単純作業の繰り返しだと考えていたが、今回で釣るポイントによっては難易度が異なることを認識できた。
帰港後に船長に話を聞くと、「根掛かりを防止するには胴調子より先調子のロッドが有利で、仕掛けは胴つきサビキに限る。」大アジは魚影が濃いためまだ続くと考えられるが、これが終わればメバル釣りになるとのことだった。
今回は体調に不安があったが、魚が掛かり手応えを感じながらやり取りし、釣りに没頭する自分がいた。
最後まで釣りができたことが何よりうれしかった。
最終釣果は?
この日はアジ39cm頭15匹、マダイ40cm1匹、メバル25cm1匹で大満足の釣果だった。
自宅に帰り、大きいアジは刺し身、20cm以下は南蛮漬け。わが家では、マダイの刺し身はうろこを取った後に皮の表面をバーナーあぶる。やはり、自分で釣った魚はとてもおいしかった。
<週刊つりニュース中部版 APC・石川友久/TSURINEWS編>