埼玉県大里郡寄居町にある円良田湖はかんがい用の人造湖。周囲は約4.3kmで、ハイキングコースとしても人気。ヘラ釣り場としては最初の放流から半世紀以上の歴史があり、冬季のワカサギ釣りも含めて寄居町観光協会で運営管理している。ヘラ釣りはボート、桟橋、陸で楽しめる。平均尺2寸前後で40cm級が交じることも。肉厚の良型が多くの釣り人を魅了している。今回は陸釣りにスポットを当てて紹介。
円良田湖でのチョウチン釣り
夏の時期はタナ1本前後の宙釣りが基本。竿は10~12尺竿程度を用意しておけば十分。
基本的には竿の長さは好みでいい。
竿11尺程度からでいいが、頭上に木の枝などがなければ21尺などの長竿で1枚1枚の引きを楽しむのもいいだろう。
比較的に良型が多く引きも強いので仕掛けは道糸1号ハリス0.5号を基本にするといいだろう。
エサ
エサは両ダンゴがメインになる。
ただし、日並みによる食い渋りやポイントによっては人災もあるので、トロロやウドンを食わせにしたセット釣りも視野に入れ、念のために竿も15尺程度まで用意しておくのが望ましい。
底釣りをする場合は、エサに注意してほしい。魚は浮く傾向があるので、しっかりしたエサで極力ヘラを湧かさないようにする。
注意点
ボートや桟橋はもちろん、数年前から陸釣りも事務所で釣り券を購入してから釣り場に入ることになった。釣り券を購入する前に場所取りや釣りをすることは、禁止されているので注意してほしい。
納竿は16時にはすべて片づけ終わっていることが条件。
当たり前のことだが、個人が出したゴミは必ず持ち帰っていただきたい。
<週刊へらニュース APC・若松恵治/TSURINEWS編>