大阪湾フカセチヌ攻略法!【釣り場・釣り方・ワンポイント編】

近場の漁港波止や堤防で手軽に狙える大物の代表といえば、何といってもチヌ。そのチヌが、いよいよ乗っ込みの本番を迎える。いろいろな釣り方が楽しめるチヌだが、今週のつり作戦ではフカセ釣りでの攻略法を取り上げた。解説はこの釣りに精通した関栄一さん。大阪湾を例にタックルやポイント、釣り方を紹介してもらっているので、ぜひ参考に乗っ込みチヌの快引を楽しんでほしい。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

海釣り 堤防釣り

釣り場

釣り可能な場所には救命浮環がある。

大阪湾のチヌの乗っ込みは、例年2月中ごろから湾奥の水深のあるポイントで始まる傾向にある。

そして、3月中ごろになると水深5mほどの浅いポイントに段々と移動してくるような感じなのだが、浅くなってくるほど湾奥の浅いポイントよりも、潮通しのいい沖向きにある場所の方が高活性な印象がある。

また、大阪湾はよく釣れそうでも釣り禁止区域が非常に多いので注意してほしい。

基本的には写真のような「救命浮環」が設置されている場所以外は釣り禁止である。

そして、最近では釣り解放地域に釣り人が集中することで近隣の駐車や騒音、ゴミ問題なども発生しているので、大阪湾の釣り場保存のためにも、この記事を読んでくださっている皆さんには、ほんのちょっとでもいいので気にかけてもらえると幸いである。

また渡船利用はおおいにお勧めしたいところで、堺漁港から出船している夢フィッシングも、一級のチヌポイントが目白押しなので、ぜひとも利用してほしい。

釣り方

記録更新の1尾をゲットしよう!

ポイントに到着したら、まずは釣り座を決めよう。

波止のチヌのフカセ釣りにおいては、釣り座を構える位置というのが、釣果をものすごく左右することが多い。

一見何の変哲もない堤防だが、場所により潮の当たる位置や時間などでベストな釣り座というのが絶対にある。

わずか1~2m移動するだけで効果がてきめんに感じられることがある。

潮の流れをよく観察して同じ場所に通い詰めると、その微妙な立ち位置というのが段々と読めてくる。

「同じ場所に徹底的に通う」というのも上達の一つの要素だと思う。

釣り座を決めたら、まきエサをまいてポイントを作ろう。

チヌは、「ここと決めたポイントにまきエサで寄せて釣る」というのがコツではないかと思う。

私の経験上、口を使わない渋いチヌを何とか食わそうとこちらから迎えに行くよりも、時合いがきてまきエサに誘われて集まってくる、やる気のあるチヌに照準を絞る方が、年間通じて釣果がいいように感じる。

難しい釣りをするよりも、シンプルな釣りを目指すという考えは釣り方にも生きてくると思う。

ワンポイント

数釣りも期待大!

大阪湾のチヌ釣りは、とにかく「2枚潮」の中での釣りだと思う。

複雑な2枚潮をいかに上手く把握して最善の方法と場所で我慢の釣りができるか……が、今回紹介した攻略法の極意のような気がする。

狙いは中層ではなく、底スレスレのタナ1本に絞るのが大阪湾のセオリーであり、あまりまきエサで浮かせて釣るというイメージではない。

とにかくさしエサを底付近で安定させるためのオモリ負荷の仕掛けに設定して、まきエサのたまったポイントでさしエサをいかに長くステイさせるか?が、好釣果を生む秘訣ではないかと思う。

これからの大阪湾のチヌは「春の乗っ込み」本番!とにかく釣り場に出かけて、ぜひチャレンジしてみてほしい。

最後に、安全のため、ライフジャケットの着用を皆様にお願いしたい。

<週刊つりニュース関西版 APC・関栄一/TSURINEWS編>

前編の【タックル・仕掛け・エサ編】はコチラ

この記事は『週刊つりニュース関西版』2018年3月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。
  

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