TSURINEWS女子部が始動!「とりあえず始めちゃいます?」【3】

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「週刊つりニュースでも女性アングラーを増やす企画を立てられないか」というテーマで「女性のことは女性に考えてもらおう…!」と、まずは一般の女性アングラー河村晃子さんと、『週刊つりニュース関東版』編集部の宮﨑千恵さんのお二人にお話を伺うことになった前回(前編はこちら)。

女性が釣りをするにあたっての様々なモンダイや「気軽に釣りの楽しさを共有できる仲間ができたらいいなー!」という話で盛り上がり、いよいよコミュニティ結成話へ!

代表取締役ニート 代表取締役ニート

特集 TSURINEWS女子部(仮)

  

河村晃子

週末釣り人。平日は都内の企業に勤める会社員。アウトドア好きで料理上手な両親の影響をうけ、幼少のころから魚や山菜を取り仲間と楽しく食事をする魅力を知る。大学では栄養学を専攻。現在は「釣った魚をおいしく食べる」ことをモットーに仕事関係の仲間を中心に釣活に励む。
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宮﨑千恵

2016年に週刊つりニュース入社。毎日、紙面製作に奮闘中。ワカサギ釣行をきっかけに釣りに目覚め、その後は船でのアジ釣りにハマる。海釣りに行き始め自分の上げた魚の味に驚く。まだまだ初心者ながら、釣りの楽しさや美味しさを広めたいと日々妄想している。

名前に「女子」ってつけるの、実際どうなの?

――

釣り仲間を増やしたいというお話がでてきました。弊社としては、とりあえず「TSURINEWS女子部(仮)」と名付けて、女性のアングラーを増やしていきたいと思っているんですけども、女性からして「女子」とか「ガール」って名前につくのはどうなんでしょう?

河村

わかりやすいですよね、「TSURINEWS女子部」だと。「アングラー」とか「釣りガール」とかでもいいんですけども、なにかすごいオシャレ感が出てくるんですね(笑)。オシャレ感があると若い子にはいいのかなとは思いますけど。

宮﨑

「TSURINEWS女子部」にサブタイトルみたいなものをつけるとか。TSURINEWS女子部……ナントカみたいな!

河村

「TSURINEWS(つりニュース)」は外すとどこがやっているのかがわからなくなってしまうので、それは残しておきたいですね。

――

やっぱり若い人からすると、「つりニュース」は古いイメージを持っている人も多いと思うんですね。前面に「TSURINEWS」という看板がついていることで、女性、特に若い女性が参加するハードルが高くなるってことはありませんか?

河村

それはないんじゃないでしょうか。活動している姿を見せたいっていう子も多いのかなと思うので、新聞社の企画に参加したらメディアに載るかもしれない!

って盛り上がるでしょうし。そういう期待感は高まりますよね。

釣りサークルとかだと、例えば無料掲示板の『ジモティー』で探したりとか、アクティブサークルのメンバーを探すサービスとかもあるんですね。

単純に一緒に釣りに行く仲間をつくるならそれでもいいんですが、「TSURINEWS女子部」っていうブランドがあることで、メディアと近くなる期待感と、レクチャーとか色々教えてもらえそうっていう期待感も生まれますよね。

釣りに詳しい方が企画をしているので、きっと初めてでもわかりやすく教えてくれる人がいるんじゃないかと(笑)。

船宿さんだと、タイミング的になかなか聞きづらいとか、よくわからないことって多かったりして、こうやればいいんだよって教えてもらっても感覚的だったりして、なかなか要領をつかめない。

初心者でもわかりやすくレクチャーしてもらえるなら嬉しいですよね。どうでしょうか(笑)。

宮﨑

「つりニュースってなんか聞いたことある」ってだけでも参加しやすくはなりそう。サークルとかだと「どんな人がくるんだろう……」とか「大丈夫かな……」とか思ってしまうんだけど、「つりニュース」って聞くと確かに教えてもらえそう感がでてきますね。

女性が安心して参加できる名前にしたい

――

なるほど!安心感ですね。それから話が戻ってしまいますが、「女子」って言葉はどうでしょう。女性の中には引っかかりを覚える方もいるのかなと。年齢的に「女子」だとちょっと気まずい……ということもあるでしょうし。

それとも「釣りガール」的な言葉を入れちゃったほうが良いのか。世の中的には「釣りガール」は一般化してきて広まってはいますよね。

河村

ですね。

宮﨑

若い人だけを集めていきたいのであれば、ガールとか女子部でもいいんですけど、お子さんの子育てから手が離れたくらいの方が気軽に輪の中に入っていけるようにするなら、女子とかガールだとノリのいい人ならいいと思うんですが、抵抗がある人もいるんじゃないかなあと。

――

今回の企画でいうと、年齢的な縛りは考えていないんですよね。お子さんが育ってきたらご家族で、というのも釣りの楽しみの一つですから。SNSで発信していこうとなると、若い方が中心になってくるとは思いますけど。

河村

「女子」や「ガール」っていう言葉には「若い」っていうイメージはありますね。「TSURINEWSガール」だと中高生くらいのイメージ。

――

他の業界でもいま何にでも「ガール」をつけるのが普通になっていますね。さっき宮崎さんが言った「TSURINEWS女子部のナントカ~」っていうような名称を足すのも手ですね。「TSURINEWS女子部」だけでつりニュースがなんかやってるぞ、という意味は伝わりますし。

でも「TSURINEWS女子部のナントカ~」って長いですかね(笑)?ハヤブサさんだと『隼華』という女性だけの集まりがあるんですけど、短くてシンプルだけど、独自性があって格好いいですよね。

自分で話を振っておいてなんですが、これ考えるの難しいですね(笑)。

宮﨑

(笑)。

――

ではまたこれは後々ということで(笑)。

河村

いいんですか(笑)?

――

なんたってノープラン企画ですから。悩んでる時間が勿体無いので次に進みましょう!

名前、公募しちゃいます?

――

これが一番重要になってくると思うんですけど、具体的に活動としてはどういうことをやっていくのかですね。例えば、話しに出てきた(前回記事)船宿さんのハード面についてなどは、こちらの意見を伝えることはできるけど、すぐにわたしたちがどうこうできることではないですよね。

まずは弊社がみなさんと一緒に、女性が釣りをしやすい環境を作っていく。そのためにはどういうことができるのか、どういうことをやっていくのかということになるのかと思います。いかがでしょうか。

河村

なるほど。女性がどうやったら釣りをしやすくなるのかですか。難しい……。

――

先ほどの宮崎さんのお話を聞いていて思ったのですが、女性アングラーを増やすということを直接やる前に、まず女性の繋がりを強くしていくところなのかなと。

1人1人を誘っても「わたしだけ初心者だと迷惑かけちゃうんじゃないか」とか、なかなかうまくいかない。参加する人の中で複数人が初心者だったらハードルが下がるかもしれない。

SNSでゆるーくでも女性の繋がりが広がると、いま釣りをやっている女性も仲間を見つけやすくなるのかもしれないですよね。ここが盛り上がってくると、釣りを始めようと思っている方の目にも止まるようになるのかもしれません。

河村

女性で初めて釣りに参加してくれた人の意見を聞くと、釣りができる仲間が何人かいるところで、みんなで船を仕立てて道具も貸してもらって、やり方は仲間から教えてもらえて、足も確保されているとなると、身軽に行けて安心感があるということなんですね。

それで釣りに行くとして、船宿さんで道具を貸してくれて、ウェア、たとえば長靴なんかも借りられるのであれば行きやすいですし。

あとは金額面。高くても1万円ですね。交通費を含めて1万円という条件が揃っていると、初心者の方でも挑戦してくれるのかなというところですね。

宮﨑

本当に初めての人に来てもらいたいということであればそうなりますよね。あとはいま釣りをしている人に来てもらうのであれば、TSURINEWS女子部の愛称やロゴについてもみんなで決めようよって提案したら、立ち上げもうまくいきやすいのかなと。

河村

公募制ですね!

宮﨑

みんなで使いたくなるようなロゴ、作りませんかって応募してもらって。みんなでつくっていく体験を共有できれば、SNSでも盛り上がりそう。

河村

名前が採用されたら愛着も湧くでしょうし。

――

確かに……!ここで考えるよりは、人数が多いほうがいいものができそうな気がしてきました……!

宮﨑

興味を持ってもらいやすくなるかもしれないですね。

――

それもありかもしれませんね。それくらいの「ゆるさ」があった方がいいかもしれない!

河村

釣りガールのサークルって結構あるんですが、1人でいきなり入れるかというと少しハードルが高くて。男性と女性がいるサークルだと出会いを求めてくる人もいて、男性と女性でLINEグループをわけていたり。

トラブルが起こるかもしれないのかって思うと面倒くさいなあって思ってしまって、釣行まではなかなか同行できないんですよ。だから参加する人たちで一緒につくっていけるっていうのはいいですよね。

また釣りに行きたい!って心から思える集まりにしたい!

――

よし公募案を採用で(笑)!活動面では何かアイデアはありますか?

河村

どこでもやっていることかもしれませんけれども、とっつきやすいところだと電車で行ける金沢八景や東京湾内で、釣りやすいものを釣って食べるところからですかね。SNS上の人の繋がりから、現実の人の繋がりにしていけるのかなあと。

その先の最終的なゴールについては話し合っていきたいんですけど(笑)。

宮﨑

釣り竿を買うのにどうしたらいいかわからなくて困ってしまうようなときに、詳しい人たちと釣り具を買いに行くとか、メーカーの人に説明してもらって、これはこうなっていてこうすごいんですよ、値段が違うのはこういうところが違うんですよとかいうのを教えてもらえたら、購入もしやすいのかなと。他にも服装でいえばカッパだけでなく、どんなものを着ていったらいいのかとかは女性ならみなさん気になるところだと思うんです。

今日はここのメーカーに行ってみましょうというようなイベントができたら、釣りに行くだけでなく、釣りを楽しむための広がりができるんじゃないかと。この色がいいとかこれがかわいいとか、釣り具の話で盛り上がれたら、それはそれで女性らしい楽しさがうまれそうです。

河村

興味をもってもらうだけでなく、その先の深入りができなくて困っている人もいらっしゃるので、そういう入り口もあるとうれしいですね。

――

なにか1つのイベントや企画、釣行会に参加してくれても、そこで終わってしまう人も結構いると思うんですね。その次のステップがあると、また次の釣りに行く楽しみが増えたり、モチベーションに繋がりそうです。

河村

釣りに行ったときにその場で釣り具が手に入れば、また次の釣りに行くきかっけができるんじゃないかと思っていて、釣りに行ったらそこで使った釣り竿を持って帰れるプランとかがあっても面白いかなと。実際に使ってみて試して気に入った道具をまた使いたい。

宮﨑

なかなかそういうのってメーカーさんが企画しないとないじゃないですか。試し釣りとか。そういうこともTSURINEWS女子部でできるようにしたいですね。理想ですけど(笑)。

――

そうですね(笑)。そうなるとTSURINEWS女子部の活動をどんどん大きくしていって、メーカーさんも巻き込めるくらいしなければならないですが……まぁでも理想は高く!

これ、私が言うとどこかから怒られてしまうかもしれませんが、釣りをするときのウェアって、正直に言うと釣りのメーカーのものでなくてもいいわけじゃないですか。例えば釣り用にユニクロの服だったりを着ている人もたくさんいる。そういうみなさんのリアルな話のほうがハードルを下げる意味では重要かもしれないです。

河村

実際わたしユニクロの1,000円のパーカー着てます(笑)。UVカットがきいていて1枚1,000円で、問題なく使えます。

服装は使いやすいものを自由に着ていくという河村さん。
ちなみにこちらはmont-bellトレントフライヤージャケット
――

この企画ではリアルな声を届けたいと思っていて、その方がみなさんの感覚に合致するわけじゃないですか。「何を着ていけばいいんですか?」って聞かれたときに、ユニクロのアレ便利だよって答えられる方が、女性のみなさんが求めているものにマッチすることもある。

河村

その方が自由でいいですね(笑)。

宮﨑

汚れてもいい服っていっても、例えば電車で出かけるとして汚れてもいい服?ってなると、女性は悩みますよね。男性は黒ければなんでもいいみたいなことを聞くと、いいな楽でって(笑)。

河村

スウェットできちゃうとか(笑)。いいなあって。車の外でバババって着替えちゃったりして。羨ましいなあって思います。

――

そのあたりは男性であるメリットを強く感じますね(笑)。

もちろん釣りメーカーさんのウェアも大変素晴らしいものがたくさんあります。特に最近は釣り以外の時でも着られるようなオシャレなウェアも出てきています。そういったものも取り上げられるといいですね。

ウェアの件も含めて、集まってくれた人たちの間で自然発生的にこういうことをやりたい、やってみようという流れに持っていきたいですね。例えば東京だったらイベントができますけど、SNSで盛り上がるにしても地方の方は参加できなくなってしまう。理想的には集まりの縛りをできるだけせずに、ゆるーく楽しめるコミュニティを目標にしたい。そうすれば、各地域で盛り上がれるようになってきて、釣行会をしようとか自発的に地方での動きも出てくるのかな、と。

河村

自然発生的にコミュニティが盛り上がると話が広げやすいですよね。

釣り好きの人って釣った後で魚をさばいて食べるということまでやるじゃないですか。コミュニティがあれば、お料理教室みたいな話にもなるかもしれませんし、捌き方を教えてもらうという環境もつくりやすい。

宮﨑

そういった環境を私たちが中心になって考えるわけですね。

――

なんだか話しが大きくなってきましたが、とりあえず活動開始しちゃいましょう(笑)。何事もやってみなきゃ分からないので。

河村

そうですね(笑)。

――

ではでは、お二人ともこれからよろしくお願いします!

宮﨑

よろしくお願いします!

河村

よろしくお願いします!

――

今日はどうもありがとうございました。

弊社社屋表にある釣り地蔵に大漁祈願。
なお、ご利益があるかどうかは定かではない。

まとめ

さて、「女性の釣り人を増やすにはどうすればいいのか」について、現役釣りガールのお二人のリアルな声を聞きながら考えてみました。

お話をしていく中で、弊社が取り組むべきことが少しだけ見えてきました。

・女性が釣りを始めるきっかけになる場をつくる
・まずは今すでに釣りを楽しんでいる女性たちを結びつける

TSURINEWS女子部(仮)は今後もどんどん情報を公開していきます。

まずは皆さんが気軽に参加しやすいコミュニティづくりをはじめます。どうぞよろしくお願いいたします!

TSURINEWS女子部(仮)の愛称を募集します!

とりあえず「TSURINEWS女子部(仮)」を名乗っていますが、もっと女性がライトに参加できそうな、キャッチーなネーミングはないものか……。ということで、コンパクトでキャッチーな愛称を募集します!

漢字、カタカナ、ひらがな、ローマ字のなんでもOK!
●●●(TSURINEWS女子部)」といった表記をしていく予定です。

応募方法は【こちら】をご確認ください!

河村晃子さんをフォロー
河村晃子*TSURINEWS女子部(仮)メンバー* TSURINEWS女子部(仮)メンバー。女子が釣りに行くには一見ハードルが高いもの。でも、それは気軽に行ける環境がない、釣り情報を知る機会が少ないから。たくさんの人に釣りの魅力を知ってもらって一緒に釣行できる仲間を増やして行きましょ♪興味を持ったらいいね!フォローお待ちしております♥

この記事を書いたライター

代表取締役ニート

代表取締役ニート

株式会社週刊つりニュースの代表取締役ニート。編集部スタッフが日々業務に追われる中、オフィスグリコのアイスを食べながらボーッとしています。釣りはド素人。好きな食べ物はラーメン二郎。