釣りガールのリアルな本音。「とにかく仲間が欲しい!」【2】

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「週刊つりニュースでも女性アングラーを増やす企画を立てられないか」と検討を進めましたが、なかなか良いアイデアは出ず(前回記事)。それならば「女性のことは女性に考えてもらおう…!」ということで、お二人の女性アングラーを呼び、お話を聞きました。一般の女性アングラー河村晃子さんと、『週刊つりニュース関東版』編集部の宮﨑千恵さん。女性ならではの視点での釣りの難しさや、思わず赤面な怖いもの知らずの失敗談など、釣り女子本音トークが炸裂!

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特集 TSURINEWS女子部(仮)

  

河村晃子

週末釣り人。平日は都内の企業に勤める会社員。アウトドア好きで料理上手な両親の影響をうけ、幼少のころから魚や山菜を取り仲間と楽しく食事をする魅力を知る。大学では栄養学を専攻。現在は「釣った魚をおいしく食べる」ことをモットーに仕事関係の仲間を中心に釣活に励む。
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宮﨑千恵

2016年に週刊つりニュース入社。毎日、紙面製作に奮闘中。ワカサギ釣行をきっかけに釣りに目覚め、その後は船でのアジ釣りにハマる。海釣りに行き始め自分の上げた魚の味に驚く。まだまだ初心者ながら、釣りの楽しさや美味しさを広めたいと日々妄想している。

さっそく女性アングラーのお二人にお話を聞きました!

――

突然のお声がけすみません(笑)。ご協力ありがとうございます!

河村

本当にわたしでいいのかなとは思いますが、ぜひやらせていただきます(笑)。よろしくお願いします。

宮﨑

わたしも釣りはまだまだ勉強が足りていないので、どこまでお役に立てるか(笑)。

――

いえいえ、普段釣りをされていて感じることなどを教えてもらえればでOKです。早速ですけど、まず初めに自己紹介も兼ねてお二人が釣りを始めたきっかけを教えてもらえますか?

宮﨑

では私から。最初のきっかけはワカサギ釣りに誘われて。

河村

ワカサギいいですね。

宮﨑

一番最初はワカサギだったんですけど、それと同じくらいアジも楽しく釣れるよって言われて。

それまで生ものがあまり食べられなくてお寿司とかも興味がなかったのですが、自分で釣ったものだから新鮮だし美味しいよって。騙されたと思ってそのアジを捌いて食べてみたら本当に美味しくて!

河村

美味しいですよね~!

宮﨑

それからはお寿司屋さんにも行くように(笑)。

河村

そうなんですね(笑)。そこからワカサギも……?

宮﨑

ワカサギは時期が限られているじゃないですか。なので、海に行けるときは海に行くことが多いです。

つりニュースに入ってからは取材などで外房とかあちこちに出かけるようになりました。さらに釣りの世界が広がって、もっと自分で出かけていきたいなと思っているところです。

――

これから色々な釣り物にチャレンジする段階ですね。河村さんはどうですか?

河村

幼少の頃、福島の会津に家族でよく遊びに出かけていたんですけど、川がすぐ横に流れているところで。みんなで川底の石をどけてクロカワムシっていう虫を獲ってハリにつけてちっちゃい魚を釣るというところから始めて。

山とかで遊ぶのが当たり前の環境だったんです。そこから父の横でフライフィッシングの毛バリをつけているところを眺めていたりとか。

でも実際にフライフィッシングで釣れたことは1回もないんです(笑)。なので、川釣りは半ば諦めて、山に行ったら釣り堀に行くっていう感じでした。

幼少の頃は会津の野山や川に遊びに行くのが楽しみだったという河村さん。
宮﨑

へぇ~!アウトドア一家ですね。

河村

それが大人になって、たまたま私が働くようになったBARのマスターが釣り好きで、「釣りの企画があるから仲間で釣行をしようよ」って船を貸し切ってアジを釣りに行って、そしたらキスにカサゴ、たくさん釣れるじゃないですか(笑)。

宮﨑

これはハマるパターン(笑)。

河村

釣れた魚を居酒屋に持ち込んで魚をお料理してもらって、みんなで宴会をするってところまで1セットでやって。それで釣って楽しい食べて楽しい、と。そこから1年位どっぷりハマっちゃいました。

横須賀にアパートを持っている人がいて、仕事の後に夜な夜な出かけていって朝まで釣りをして、また朝から仕事をしに行くとか(笑)。週末は横須賀で釣りをして、みんなでご飯を食べて、月曜日から仕事とか(笑)。

宮﨑

すごい(笑)。

河村

真冬になってからはいったん落ち着いたんですが、1年くらい経ったらまた職場で横の席に座っている人が釣り好きで話が盛り上がって。会社のメンバーで釣りに行こうってことになり、船釣りに行って、仲間が増えて、そこでまたハマったって感じです。

昔はアジ、シロギス、カサゴとかたくさん釣れる釣りが好きだったんですが、今は1回沖に出て1尾釣れるか釣れないかっていう釣りにハマっていて、最近はマダイが多いです。ショウサイフグやイカも釣りに行くんですけども、なかなか爆釣ということにならず(笑)。

宮﨑

(笑)。

河村

それでも海を眺めているだけでも幸せなので、すごく釣りにハマっちゃってますね。前は船に乗るのは年に1回とかだったのが、最近はどんどん増えて毎週行ってる(笑)。

宮﨑

完全にハマってますね(笑)!

――

当たり前ではありますけど、小さい時は両親の影響で、大人になってからは会社とか身近にいる人に誘われて、というのがやっぱり王道ですね。そうすると、大人になってからのその「出会い」をいかに増やせるかが重要になりそうです。

都内の一人暮らしだと…

――

話は変わりますが、道具とかはどうしてますか?

河村

都内に住んでいて車を持っていないので、釣り具を買うってところまでなかなか踏み切れなかったんですね。

最初に買ったのが必需品のカッパなんですけども、ロッドを持ったりクーラーボックスを持ったりということはなかなか難しいなと思っていて、海釣りを始めて3年目くらいの今年、先週ようやくクーラーボックスを買ったんです(笑)。

いつも貸竿か、同行者がサオを2本持っていたら貸してもらって釣りをしていて「そろそろ買いなよ」って言われるんですけど、釣る魚によってロッドも違う、イトも違う、仕掛けも違うので、都内の一人暮らしだとなかなか思いきることができないですね。

――

道具を揃えるとなると大変ですよね。電車釣行も多いですか?

河村

羽田から出船するときは電車で行くんですけど、外房に出かけるとなると車ですね。ちょっと外房にハマっているので、最近はどちらかというとほぼ車(笑)。

だいたい知り合いの車に乗せてもらうんですけど、前回は飯岡までバスで行ったんです。クーラーボックスを持って(笑)。なかなか大変でしたね。

東京からバスが出ているんですが、そこまで行くこと自体が大変で、帰りは魚と氷も入っているじゃないですか。重くて(笑)。

行きはいいけど帰りは重いので厳しいなあと。これでさらにロッドを持ったりすると身動きがとれないんじゃないかと……。

宮﨑

そうなんですよね。ロッドも折れないように気をつけないといけないし、電車とかだと他のお客さんに迷惑がかからないようにしなくちゃいけないですし。

河村

宮崎さんは普段はどうやってでかけているんですか?

宮﨑

わたしも車で行ければ車なんですが……車も帰りは眠たくなったりして大変じゃないですか。そうすると電車は楽かなあって思うんですけど、カートに荷物を積んで出かけるのもしんどくて……。なかなか難しいところです。

河村

やっぱり同じ気持ちですね(笑)。

宮﨑

道具っていうと、私はキャンプ用のものを使いまわしていたんです。

河村

キャンプもやるんですか?

宮﨑

たまたま安いクーラーボックスを持っていたんです。でも釣り用の本格的なやつは保冷力もぜんぜん違いますよね(笑)。

でもそうするとサイズ的に今度はエスカレーターに乗るのも申し訳なくなるし……エレベーターを探すのも遠かったり。あと、地方に行くとエレベーターがない駅もあって。

河村

ありますね、つらいですよね(笑)。

宮﨑

いやぁぁ!って(笑)。

河村

最近は自分で車で行くのが楽だなって。今の仕事は土日休みなんですけど、土曜日の釣りだと茨城の実家にいったん帰って、自分で車で大洗の方に行って、釣りが終わったらまた実家に戻り、土曜の夜にみんなでお魚を食べて帰ってくるんです。

レンタカーを借りて1人で最初から最後までってなるとちょっとつらい。2~3人で出かけられるといいんですが、朝から夜まで釣りをすると1人での帰りの運転が怖くて。誰か一緒に居てほしいなって思うんですよね(笑)。

宮﨑

わかりますわかります(笑)。1人だと不安もあるし、仲間もいれば楽しく釣りができるし、人数がいた方がいいですよね。

河村

このあいだ釣り船に乗るのに1人で出かけたんです。現地で友人と合流するってことになっていたんですけど、そこまでは1人で夜中の1時くらいに車を走らせて、釣りをして19時くらいに帰るじゃないですか。

勢いで帰ろうと思ったんですが、眠気が押し寄せてきて。ああ、これは無理だって諦めて、仮眠とってから帰りました。

バスなんかで行くほうが楽ではあるんですが、車で行くと荷物もたくさん運べますし、なかなかハードルが高い。

宮﨑

女性だと大変ですよね……前々から予定を組まなくちゃいけないですし。一緒に行ける仲間を増やしていけたらいいなあって思います。

河村

同じ気持ちを共有できる仲間がほしい(笑)。

宮﨑

そうそう(笑)。

――

移動については、男女関係ない部分と、やはり体力的に女性にはより辛い部分と両方ありそうですね。いずれにしても仲間がいれば状況は変わってきそうです。

釣具店の店員さんが声をかけてくれない…

――

ところで、まだ自分のロッドは持っていないということですけど、逆に考えると、それでもいまのところ楽しめちゃってるとも言えますよね。その辺りっていかがですか。

河村

正直まだロッドの違いがまだよくわからないんですよね。レンタルロッドで問題なく遊べています。

宮﨑

わたしもレンタルで……(笑)。

河村

やっぱり釣り物によってタックルが違うんで、よしじゃあ揃えようって、なかなかならないんですよね。

宮﨑

みなさんに聞くと色々と教えてもらえるんですが、それぞれ教えてくれることが違ったりするので、何から買ったらいいかがわからなくなっちゃう(笑)。

河村

レンタルロッドだと、たまに古めのものだったりして、数回使ったら折れちゃうんじゃないのって周りからは言われたりするんですけれど、幸い今のところはそういうロッドには当たりませんね。

船宿さんが女性には優しいのかも(笑)。いいサオを貸してくれているのかなあって。ぼちぼち魚も釣れていて、十分に楽しめています。

宮﨑

船宿さんによってレンタルタックルの質が変わってくるというのはわたしも感じます。このリールすごく巻きづらいって思うこともあれば、無料でもきれいで新しいなっていうこともあります。

道具のお手入れもなかなか難しいじゃないですか、それなら初めのうちは借りたほうがいいかなと。持ち運びも大変ですし。

河村

同じ魚種を何回も釣りに行く、となると毎回1,000円、2,000円のレンタルタックル代がかかるのがもったいないなって思うようになってきて、1本マダイのテンヤロッドを買おうかなって検討しているんです。

でも何を買ったらいいのかがわからなくて、釣りに行ったときに船宿さんのロッドを写真に撮って参考にしようかと(笑)。

レンタルロッドで満足できていますし、自分ではそこそこのロッドでいいんじゃないかって思っているんです。パッとインターネットで調べてみると、有名なメーカーの有名なロッドが出てくると思うんですけども、そうじゃなくても釣れるんじゃないかって思って、いまたくさん写真を撮って探っています(笑)。

宮﨑

わたしもまだまだなのでそれでいいかも(笑)。買うときに詳しい人が付き合ってくれたら買いやすいのに、とは思いますね。

河村

実際使ってみて、よかったらそのまま船宿さんで買えたらいいなあって思うこともあります。そういうサービスがあったら嬉しい(笑)。この一式があったらバッチリっていうセットが現場で買えたら便利で嬉しいなって思います。

仕掛けは船宿さんで買えますし、ロッドを売っているところもありますけども、これだけ揃ったらこの釣りはもう大丈夫とか初心者さんオススメキットみたいなサービスがあったら、1番最初のタックルにいいんじゃないかと。

宮﨑

道具を買おうと思って、悩んで悩んで、お店の人に聞いたらもっと凄いのをオススメされたりして、どうしようってなります(笑)。

河村

わたしの知人は、釣具屋さんにいくと勧められるがまま良いモノを買って帰ってくるんです。でも私はまだそこまで思いきることができない(笑)。

だから初心者キットみたいなものがわかりやすいかたちで売っていたら嬉しいなあって。チョイ投げセットみたいな陸っぱりの簡単な道具はあるじゃないですか。でも船釣り用だとなかなかないですよね。

アパレルショップとかで店員さんに話しかけられるのはちょっと遠慮してほしいなって思うことあるじゃないですか。でも釣りの場合は本当にわからないから、話しかけてくれたら嬉しいかなって。

こちらから相談するのは「分かってない」って思われるかもと思ってしまい恥ずかしいので、話しかけてくれれば「マダイ釣りに行きたいんですけど」「イカ釣りに行きたいんですけど」って聞けるんですけどね……。

宮﨑

確かに釣具屋さんだと話しかけてくれる人、あまりいませんよね。

河村

この間初めてイカ釣り用のスッテとプラヅノを選びにいったんですけど、2日連続でお店に行って、店員さんも近くにいるんですけど、話しかけられない……、話しかけてもらえない……。2日間かけてやっと買えました(笑)。

女性が釣具屋さんにいるってこともまだ少ないので、いるだけで、あれっ女性だよ……って目配せをされることもありますし、なかなか店員さんには話しかけられない。もっと気軽に声をかけてもらえたらなあって。

――

道具の準備についても女性ならではの悩みがありますね。最初は無理せず船宿や友人にレンタルするところから入るのが良さそうです。釣具店でのお話はとてもリアルな声でした(笑)。これは男性からするとあまり意識しなかったことですね。

「みんなーイカだよー!イカがいるよ」

――

他に女性アングラーならではの悩みってありますか。

河村

やっぱり化粧室がきれいな船だったらありがたいってなりますね!男性も含めて釣行のスケジュールを組むってなると、女性の体調的にあまり行きたくない日もあるわけです。そういうときに、すっごい狭いトイレで座るのも大変ってなると不便で……。

あと恥ずかしい話なんですけど、船でトイレに入って流したモノって、そのままどこかタンクに溜まるのかなって思っていたんです。

――

あああ(笑)。

宮﨑

自然に還っていきますよね(笑)。

河村

正直に話させてもらうと、自然に流れるということをうっかり忘れていて、トイレが終わった後に「あっ、イカが泳いでる!みんなーイカだよ!見て!イカがいるよ!」って舞い上がってしまったことがあって(笑)。

全員

(笑)。

河村

女性と男性が一緒の船に乗るってなると、潮の流れとかで気になる部分がでてきたりするのかなと思いますね。紙がふよふよ~って流れていくと、気になるし、初心者だと、エッ!?って思うところがあるのかなって。イカがいるって(笑)。

宮﨑

着替える場所がほしいなって思うことはありますね。トイレは我慢はできるかなとは思うんですけど。

河村

船の中ですか?

宮﨑

もちろん船の中にもあればいいんですが、船宿さんに更衣室があったらいいなと。釣り船によっては番屋などがなくてそのまま桟橋から船に乗るスタイルのところもありますよね。

その場合、着替えどうしようって思うんですね。トイレで着替えるのはちょっとなあって(笑)。

船のキャビンでは窓があって無理だし、カーテンがひけて鍵がかかれば……。仕方がないので車の中で着替えて「よしっ」って行ったことがあります。男性は車で行っても外で着替えちゃったりできますけど、冬とか雨とかだと困りますしね。

河村

冬は上に着るだけなので何とかなりますけど、夏はべとべとしたりして着替えたいなあって思うことがあって、最近はきれいな更衣室のある船宿さんもあって、すごくありがたいですね。

逆になんで女性だけこんなに優遇されるのってくらい設備が整っているところもありますよね。

最近の解決策はワンピースを持っていって、釣りが終わった後に上をサッと着て、下はこっそり脱ぐ(笑)。船の上で着替えちゃいます。

宮﨑

なるほど。それはいいですね(笑)。

河村

それくらいオープンな心になるしかない。みんながあっちを向いているスキにスカートをまくってバッと着替えちゃう。

宮﨑

慣れたメンバーで行くのならいいんですけど。釣りをしたことがないっていう女性と釣りに行く場合は、そういう点で難しいなって考えちゃいますよね。

河村

午前船とかだと朝4時集合とかがあって、夜中の2時に出るとか、スーパー銭湯とか近くの簡易宿に泊まることになるんですけど、そうなると男女一緒に雑魚寝をすることになったりして。

わたしは慣れているから大丈夫なんですけども、男女の関係性が見え隠れするようなグループだと、なかなか前日から泊りでいくけど、どう?って言われても難しい部分がでてくる人は多いのかなあって思いますね。

遠征に行かない?って最初に言われたときも、どうしよう……?会社の人間だし、同じ部屋だし……ってギリギリまで悩みましたね。

釣り仲間だったらいいかなって思って、最終的には楽しめたらいいかなと。思い切ったらみんなで雑魚寝も大丈夫になりました。

宮﨑

しかも女性が1人とかだと色々考えてしまいますよね。他に女性が何人かいればなあと。

河村

2~3人女性がいるだけでも、簡易宿やゲストハウスみたいなところで女性だけで部屋を作れる。1人だけだと、負担が大きすぎて難しい。女性にやさしい宿があったらいいなあ。

宮﨑

せめて仕切りだけでもあったらと思ったこともありました。

やっぱり大事なのは「きっかけ」

河村

友達を連れていこうって声をかけるんですけど「釣りやろうよ、行く?」って言うと「海いいなー!釣り行ってみたい!」とまではいくんですが、朝が早いのと着替えが難しい、道具をどうしたらいいかわからない、日焼けも気になるってなったり。

船に乗るにも女性割引があっても5,000円くらいの価格感で、初心者ではちょっと興味あるくらいではそこまでお金を出したくないということになって、なかなか釣り友が増えないですね(笑)。

仲間でいますか?釣りガール。

宮﨑

釣りの友達を増やそうと思って、声をかけた人が他の方にも声をかけてくれて、9人くらい集まりましたね。

やりたいと思ってる人はいて、遠慮したり行きづらいと思ってたりするみたいなんですけど、みんなで集まって1回ワーッてやろうよ!ってなるようなきっかけがあれば、今まで行きにくいと思っている人も来やすくなるのかなと。やりたい人はけっこういるんだなと思いました。

河村

1回行って、また行きたいってなりました?

宮﨑

なりました!「みんな楽しかった」って言ってくれて。アジだったんですけどみんな釣れて、そのあと食べられるところに持ち込んだらすごく美味しくて、またすぐ釣りをやろうってなりました。

次はもう船を仕立てて、20人くらいになって。

河村

すごい!

宮﨑

きっかけなんですねやっぱり。

――

20人はよく集まりましたね!

その時は、先ほど話題に挙がった、道具の話とか、時間の問題などはどう解決したんですか?

宮﨑

時間的な問題は、東京湾の金沢八景の船で8時出船だったので、わたしは始発ギリギリだったんですけども、みなさん少し早起きする程度で問題なくクリアでした。

道具はみなさん初めての方だったのでレンタル。乗船した釣り船はレンタル無料だったのですんなりでした。

河村

それはいいですね~!

宮﨑

あらかじめ船宿さんに「初めての人がたくさんいます」と伝えたら当日の出船前に講習会を開いてくださって、リールの使い方から釣り方までレクチャーしてもらえたんです。わたしが全部やらなきゃって思ってたんですが、とてもありがたかったですね。

乗船料は午前船の6,500円、沖上がりのあとのお食事は2,000円で全部やってもらったんです。

河村

へー!それなら東京で呑みに行って、2次会も行ったくらいのイメージですもんね。

宮﨑

そうなんです。朝から釣りが楽しめてお食事までできて1万円かからなかったので、みなさん満足してもらえたみたいです。

河村

釣り船に乗ると、1日7時間とか朝から昼過ぎまで船に乗るのが辛くて、2~3時間だったら行きたいんだけどなあっていう子もいるんです。

その日は時間はどれくらいだったんですか?

宮﨑

その日は「ショート船(半日より少し長めに釣りができる)」だったので、8時に出船して14時には沖上がりの6時間でした。朝ごはんを食べてから集まって、船の上でお菓子を食べたりして、それからご飯を食べて、ちょうどよかった。

河村

長すぎず、ちょうど良い。

宮﨑

そう、長すぎず楽しめたという感じです。それを考えると初心者の方に1日船は長いかなあと。

河村

確かに長いですね(笑)。

宮﨑

半日船か、長くてもショート船だ!って思いました。

河村

1日乗るところに無理やり連れていこうとするとだめですね(笑)。

宮﨑

朝苦手な子は、午後船で行こうよって言ったらOKだったこともあって、まずは半日船ですね。

河村

電車で行って、電車で帰れるのも楽ですよね。クーラーボックスも誰も持たずで参加できたんですか?

宮﨑

そうですね。沖上がり後に食べてしまう予定だったので、みなさんビニール袋くらいだけでした。どうしても持ち帰りたい人は、船宿で小さい発泡スチロールの箱に入れてもらっていました。

河村

相談するとけっこう柔軟に対応してくれますよね。船宿さん。

宮﨑

意外と言ってみるもんだなと思いました。行く前は箱とか売ってるからそれを持っていって運べばいいじゃないって話をしていたんですけど、船宿さんがそれならウチに小さいのがありますよって言ってくださって。そういうのがあると助かりますよね。

最初は魚とか捌けないし、食べるだけでいいかなって言っていた方も、実際に新鮮なアジを釣ってみたら自分で捌いて食べたい!って持って帰った方もいました。

河村

自分で釣ったやつだと家に持って帰って人に見せたくなる(笑)。自分で食べたくなりますよね。

スーパーで丸々1尾の魚を買ってくるってことは、塩焼きで食べるならあり得ますけど、捌いてお刺身にするということはなかなかないですもんね。

わたしは釣りを始める前は捌いたことなかったです。そういう意味では、釣りに行くとたくさん魚を持って帰れるので、捌く練習になるんですよね(笑)。

――

短い時間での船釣りができて、電車で行けるとなるとかなりハードルが下がりますよね!

宮﨑

車を持っている方も多くないですもんね。

河村

車で行こうとはならない?

宮﨑

車で行くってなると、自分で運転することになるので、「よしっ」ってめっちゃ心構えをしますね。けど、何人か集まると楽しいですよね。

一気に旅行気分というか、「あれ釣れたらいいよねー」っていう話ができて楽しいですし、帰りも「反省会」で盛り上がります(笑)。

そんな風に釣りができる仲間が増えたらいいなって思います。

河村

そうですよね、とにかく仲間を増やしたい(笑)。

次回、お二人の「女子釣りトーーク!後編」は8月28日(月)公開!

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河村晃子*TSURINEWS女子部(仮)メンバー* TSURINEWS女子部(仮)メンバー。女子が釣りに行くには一見ハードルが高いもの。でも、それは気軽に行ける環境がない、釣り情報を知る機会が少ないから。たくさんの人に釣りの魅力を知ってもらって一緒に釣行できる仲間を増やして行きましょ♪興味を持ったらいいね!フォローお待ちしております♥

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株式会社週刊つりニュースの代表取締役ニート。編集部スタッフが日々業務に追われる中、オフィスグリコのアイスを食べながらボーッとしています。釣りはド素人。好きな食べ物はラーメン二郎。