関東ヘラブナ今週の推薦釣り場【神奈川相模原市相模湖】

しゅんせつ工事の濁り時合いという特殊なシチュエーションではあるが大型が釣れる場所がある。神奈川県相模原市にある相模湖島田・上野原エリア(山梨県上野原市)だ。引き舟ありポイントガイドありで、しかも竿は長くても18尺前後なのだから初心者でも狙いやすい。相模湖イコール特殊な釣り場というイメージはあるが、案外イージーに自己記録が更新できるかもしれない。今がそのチャンス!

この記事は『週刊へらニュース』2018年3月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

概況&ポイント

天狗岩釣案内所の舟着場。

2月22日現在、水位は満水から2m減。

天狗岩釣案内所からの出舟なら、現況では上野原(島田)方面が好調。

日並みがよければ出舟者全員が型を見て、さらには尺半上が出ることも。

アベレージサイズは40cm前後で、かなりの確率で腹パンが交じる。

乗っ込み開始例年3月後半。

初期は秋山川上流が狙い目で、その後は上野原方面が有望となる。

天狗岩出舟の利点は何と言っても相模湖上流部を狙えること。

上野原や秋山川などの多くの浅場ポイントを有する。

有料の引き舟サービスがあるので、舟宿からはかなり遠方になる上野原エリアも難なく行くことが可能だ。

今号発売のころはまだ冬の釣りの延長線なので上野原・島田エリアが有望。

また、同方面が有利な理由はもう一つ、しゅんせつ工事の影響で水が濁ること。

クリアだった湖水は工事が始まりしばらくすると白っ茶けた色になる。

こうなると辺り一面でモジリが出始めるほど激変する。

しゅんせつ工事で大注目!

工事は午前8時前後~夕方まで行われている。

入釣場所によってはしゅんせつ船が発生させるスクリューの流れを受けたり、騒音でうるさい釣りを強いられるが魚は慣れているのかそういった工事音はあまり影響していないようだ。

現に取材日にはしゅんせつ砂の揚場近くに入った人がもっともいい釣果を出していたことからも、騒音はあまり関係ないのかもしれない。

舟を予約したら指定の時間までに現着して引き舟で連れて行ってもらうが、エリアに着いても勝手に動き回らずに店主のアドバイスに耳を傾けよう。

引き舟しながら魚探を観察し、当日最良と思われるポイントまでピンポイントでガイドしてくれる。

ポイントに詳しいならエリア到着後、自分の好みで入釣場所を探すのもいいだろう。

しかし不慣れなら、まずは店主が勧めるポイントに舟を着けるのが最善。

「いや、オレは自分の目でポイントを決めたいんだ」と言うなら、水深計は最低限持参して、直近で釣れていた水深と似たような所に入る。

また既存水棹以外へ着舟するなら舟に水棹を積み込む必要がある。

どの程度の水深に入りたいとか、その場所は水棹が刺さるのかなど店主とよく相談して決めたい。

いずれにしても3月初旬なら上野原・島田方面中旬以降なら秋山川を視野に入れて、最終的には舟宿のアドバイスに従って動くのがベストな戦略だろう。

釣り方とエサ

参考タックル図。

日に何度かある回遊チャンスをいかに効率よく捉えるか。

これがここでの釣りのキモ。

臭いエサを打ち過ぎればジャミや異魚種の猛攻を食らうだけだし、寄せ効果が足りないと回遊時の足止めができない。

よってエサ使いは両グルテン主体のバラケ併用がベスト。

繊維が強く待てるグルテンをベースに、時どきバラケを打ってエサが常に底に残っている状態を作る。

打ち過ぎず少な過ぎず、微妙なさじ加減で釣るためのステージを準備する。

そして気配を感じたら両グルで仕留める。

釣り方は底釣り。

流れと水位変動が少なければバランスでもいいが、そのような日は少ない。

一日に何度も上下流への流れが発生し、しかもウキが斜めになるほど強くなったりする。

さらにしゅんせつ船が近くを通るポイントだとスクリューの流れも加わる。

このような日はドボン釣りがベスト。

中(外)通しの別は関係なし。

問題はセッティングだ。

まずはどのくらいのオモリを使いウキの浮力をどうするか。

重めで完全に止めてしまった方がいいのか、それとも流れで若干引きずられるくらいがいいのか。

さらにウキのトップもアタり方に大きく関係する。

浮力の強い(太い)パイプトップだと食いアタリがでづらい(アタリなのか触りなのか判別ができない)時がある。

実釣時がそうであったように、ムクトップに替えた途端にアタリがでる(分かる)ようになった事例もあるので、アワせられるアタリがでない時ムクトップに付け替えるのも一つの作戦だ。

ただし、どのようなウキであっても、弱い流れでシモる(水没する)ようでは釣りにならない。

オモリ量とのバランスをみながらそれ相応のボディー浮力を持つウキを使いたい。

竿の長さは水深を考慮して決める。

舟から離してウキを立たせた方がいいので、たとえば水深3㍍前後であっても16~18尺程度は使いたい。

<棚網久/TSURINEWS編>

▼アクセス
天狗岩釣案内所(民宿・天狗岩も併設)
料金……舟代¥3500、引き舟代¥500、上野原(山梨県側)方面で釣りをする場合のみ入釣料¥800が必要になる。
中央自動車道・相模湖ICを下りたら右折し、国道20号線を上野原方面へ道なりに進む。日蓮入口信号を左折し、橋を渡ってすぐの駐在所があるY字路を右へ進む。少し進んだ先を大きく右カーブすると湖畔にでる。
  

この記事を書いたライター

TSURINEWS編集部

TSURINEWS編集部

日本全国、四季折々の釣りや魚、水辺の遊びについて、リアルな情報をお届けいたします。