繊細軽量タックルで釣趣満点!ルアーでアジを釣るアジング【タックル編】

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大人気のアジングがそろそろシーズンを迎える。
夏も終わりに近付くこのころになると、型もよくなり釣り応えは十分、群れに当たれば数釣りも狙える好機の到来だ。
今週のつり作戦は、このアジングを得意とする週刊つりニュース関西版APC・和田格さんに、ポイント選びから、タックル、釣り方まで分かりやすく解説してもらった。
ぜひこの釣りに入門し、秋の夜長に楽しんでほしい。
【ポイント編】

この記事は『週刊つりニュース関西版』2017年9月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

ソルトルアー ショア

  

ベイトのパターンを見極めよう

アジングで使うワーム。アミをはじめ様々な小型生物に模している。

次はベイトについて。

これは、時期や地域によってもかなり差があると思う。
よく知られているのはアミではないだろうか?

アミとはオキアミ、エビやカニの幼生のような、プランクトンなどの総称で、光に集まる性質があるため豆アジや小アジはこれを主食としていると思われる。

また、季節限定的なベイトパターンとして、シーバスフィッシングでもよく聞く、バチパターンがある。

これもアジングに当てはまる。

バチとはゴカイのことで、産卵のために夜になると、海底から出てきて泳ぎ回ることをバチ抜けという。

この時期は、シーバスだけでなくアジも、バチを食うために活性が著しく上がる。

また、私の通うエリアではカタクチイワシの小さいサイズが回ってくる時があり、その時もバチ抜け同様、魚の食い気が一気に上がるのである。

このように、バチやイワシの他に小イカイカナゴなどもそれと同じだ。

高タンパクなベイトに付くアジは大きめの魚が多く、丸々と太っていてよく引くし、比較的釣りやすいといえる。

自身の釣行エリアでもこのような時期があるはずなので、ぜひ挑戦してみてほしい。

今まで書いてきたようにアジングとは、ひとつひとつのファクター(要素)の積み重ねなのである。
その要素が重なる場所を自分のエリアで、探してみてほしい。

アジングのタックル

ロッドは長い方がルアーの飛距離が延びるが、短い方が操作性はよい。

次はタックルについてざっと書いてみる。

まずはロッドだが、以前はメバリングロッドを代用している方も多かった。
しかし、最近ではアジング専用ロッドが各メーカーから多数販売されている。

お勧めは、5ft半ば~6ftぐらいの長さが扱いやすい。

リールは小型スピニングリールで、2000番程度のシャロー(浅溝)スプール、フロロカーボンラインの3lbsが150mほど巻ければいい。

メーンラインはPEラインやフロロカーボンラインを使う方もいるが、個人的にはエステルラインをお勧めする。
リーダーを結束する手間はあるが比較的安価で、感度もいい。
0.2~0.3号を使用する。

リーダーはメーンラインにエステルを使用した際、伸びが少ないので切れるのを防ぐため、ラインの先にフロロカーボンライン0.6~0.8号を30~60cmほど結ぶ(フロロカーボンラインをメーンラインにする際は不用)。

ジグヘッドとワームの選択

ジグヘッドだけでも様々な商品が販売されている。

ジグヘッドは、フックの形状、サイズ、ヘッド形状やグラム数が各メーカーからたくさん販売されているので、これが1番悩むところかもしれない。

しかし、豆アジなら#14~12小アジなら#14~10と、アジが吸い込みやすい大きさを選んでいただきたい。

重さは地域にもよるが、最初から無理に軽量のモノは使わず、ジグヘッドを感じられる重さがいい。

ワームは、この時期のアジなら1.5inch程度のもの、色は海が濁っていたり、常夜灯の明かりが効いていればクリアー系。

濁っていたり、暗い所ならソリッドやグロー系を選択する。

アジングの釣り方について

着水からカウントしていき、アタリのあるタナを確認しよう。

ここまで、ポイント選択、タックル説明としてきたが、ここからは釣り方について。

よく、「アジってどう釣る?」と聞いた際、「投げて巻くだけ」という言葉が返ってくることがあると思う。

聞いた方は、「ザックリとした言い方」、くらいに聞こえるかもしれないが、あながち間違いではない。

私が、初めてアジングをする人に、この時期まずやってもらうのが「巻きの釣り」である。

先ほど書いたように投げて巻くだけの釣りなのだが、アジの居るレンジ(層)で巻いてくるのがミソである。

この釣りで使うジグヘッドは0.6~1gくらいまでがお勧めで、潮の流れの強さで重さを使い分ける。

アジの居るレンジをどう探すかは、キャストして着水したら、カウントしておおよその位置を探っていく。

例えば、最初カウント5で2~3回探ってアタリがなければ、カウント10。
それでもダメなら15という感じ。

そして、巻きの最中に小さくアクションを入れてやろう。

これは、後ろを付いてきているアジに対し、アクションを入れることで、瞬間的に口を使わせる感じ。
巻きの釣りとはこの繰り返しだ。

状況に応じてルアーを変更することが多いので、コンパクトにまとめておこう。

この釣りで大事なのは、どれだけアジの居るレンジをまっすぐ引けるかということ。

これは練習してもらうしかないので、できれば明るい時間に海に行って、自身の使っているジグヘッドがどれくらいのスピードで巻けばまっすぐ泳いでくるかを見て、覚えてほしい。

今回、この記事の写真を撮るために中学生の女の子(もちろんアジング初体験)に同行してもらった際も、この巻きの釣りでアジをちゃんとゲットしている。

写真でも分かってもらえると思うが、老若男女問わずみんなが気軽に楽しめるのがアジングの最大の魅力であり、突き詰めて行けば、かなり奥が深い釣りでもある。

これからが、ハイシーズン!アタリの数も増えていい練習にもなるので、ぜひ一度トライしてみてほしい。

<週刊つりニュース関西版 APC・和田格/TSURINEWS編>

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TSURINEWS編集部

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