イカのアタリをこれで攻略!ヤリイカの釣り方とタックル紹介!

例年より早く真冬並みの寒さが訪れているが、海の中は各魚種とも好気配。特にイカは各沖からヤリ、スミ、アオリの朗報が届いている。今回はヤリイカの釣り方攻略法をご紹介。

この記事は『週刊つりニュース関東版』2017年12月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。
TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

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ヤリイカ釣りのタックル

投入機を2個使えばツノ数の多い仕掛けもオッケー!

【竿】
1.5~1.8m程度の専用竿がベスト。
手持ちで釣ることが前提なので、短いほうが感度と操作性の面で有利

【リール・ミチイト】
どの海域で狙うかにもよるが、東京湾・相模湾であれば、PEラインの3号300mが標準。

4号でもOK。
5号以上オマツリの原因になることがあるので、禁止している船宿がある。
3号300mなら小型電動でも対応できるものがある。

ただし3号でも傷んだものは、オマツリ時などに切れてしまうことがあるので注意。

駿河湾では初期は小型が多いので3号で対応できるが、大型化してくると水深も深くリスクが高いので、4~5号が無難

水深は150~200mが多いが、時期によっては200~250mを狙うことがあるので、リールはPEラインの4~5号を400m巻ける中型がいい。

【仕掛け】
どのエリアもプラヅノは11cm。
5~7本を各色配し、その間に赤白などの浮きスッテを入れておくと効果的。

カンナの種類はシングル(1段)とダブル(2段)がある。
東京湾・相模湾はシングル。
ダブルは禁止

駿河湾は基本的にダブル。

自作するなら、枝間を自分が取り込みやすい長さにしておくと、手返しがいい。
また、初心者なら3~4本仕掛けでスタートするといい。

仕掛けの扱いに慣れたらツノ数を増やそう。

【オモリ】
120号か150号。
船宿によるので要確認。

色はベーシックな無色(鉛)か黒

蛍光などはサバを寄せてしまうことがあるのでやめよう。

ヤリイカの釣り方

巻き上げは手持ちで。手持ちでない場合は、このようにキーパーを支点にするのも一手。

この釣りで最も重要なのは素早い投入。

群れが濃く、活性が高いときは多少投入が遅れても乗るが、このイカは最初に目にしたツノに乗る傾向が強い。

よって、いかに早くタナに仕掛けを入れるかが釣果を左右する。

投入器は、ロッドキーパーの風下にセット
ツノは上から順に、竿に近いほうの穴へ入れる。

投入時は仕掛け落下を促すため竿先を下に向けよう。

開始の合図とともにオモリを潮上に投げ入れ、リールのクラッチをオフにする。

竿をキーパーから外して竿先を海面に向け、着底を待つ。
着底したらすぐにイトフケを取り、ゆっくりと聞き上げる。

特に、潮回り後の1投目は乗ってくる確率が高いので、この動作は必ず行いたい。
ここで乗りを感じ取れることが第一。

斜め頭上に竿を持ち上げて、竿先を目で見て、手で感じて乗ったと思ったら軽く聞きアワせてみる。

これでグングンと引きがきたら乗った証拠。
これをしないでいると、墨だけ付けられてしまうことが多くなる。

そのままにしていると、いつまで経ってもイカは乗らない。
こういう悪循環になる。

取り込み時、一番上のツノはこのように掛けておくと手返しがいい。

乗った」という確信を持つことが釣果を伸ばす第一歩。

これでも乗らなければ、50cm~1m刻みに指示ダナ上限(通常底から10m前後)までシャクって誘い、再び底まで落として誘う。

シャクリは優しくソフトに行い、シャクリとシャクリの間にはポーズを入れることが大切。

大流しで釣るときは、乗りが悪くなったら一度仕掛けを数十m上げ、イカの視界から仕掛けを消して落とし直す〝巻き落とし〟も一手。

このほか、中オモリを利用した、たるませ釣りが効果的な場合がある。

着底したらイトフケを取らず、そのまま中オモリを沈めていくイメージで竿先をゆっくり海面に下げていく。

乗りが渋いときに有効だが、潮が速いときや、釣り人が多いときはオマツリの原因になるので、船にゆとりがあるときに行いたい。

乗ったらイトのテンションを緩めず、一定の速度で巻き上げる。

慎重になりゆっくり巻き過ぎると、船の揺れやウネリなどでバラしてしまうため、中速程度のスピードが最適

手持ちでウネリをかわし、バラシを軽減しよう。

手持ちが難しい場合は、キーパーを支点にしてシーソーのようにウネリをかわすのもいい。
<週刊つりニュース 編集部/TSURINEWS編>