ナマズトップゲームでロクマル『ランカーサイズ』をキャッチ【鹿児島】

ナマズトップゲームでロクマル『ランカーサイズ』をキャッチ【鹿児島】

北部九州に未曾有の大雨を降らした秋雨前線だが、その影響は鹿児島でも、前線の南下でゲリラ雷雨をもたらした。その束の間の晴れ間が広がった8月末に、夕涼みを兼ねて自宅近くの永田川でナマズを狙って釣行した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・橋元力)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

ルアー&フライ ナマズ

永田川へナマズゲーム

永田川は鹿児島市の南部・春山地区に源流がある錦江湾へと注ぐ二級河川だ。以前は、JR谷山駅近くの水門で流れを堰き止め、その上流はでザーバー(人工湖)であったが、上流の護岸工事などで現在は水門をフルオープンしている。

リザーバーのころは、水門近くの新永田川橋の橋脚(ピーア)など、ナマズのポイントが点在していたが、現在は普通の河川に戻っているので、ナマズが潜んでいる深場を求めて永田川をさかのぼってみた。

私が高校生のときは、永田川の両岸には田園風景が広がっていたが、現在は住宅が広がり昔の面影はない。

早々にナマズの気配

ナマズトップゲームでロクマル『ランカーサイズ』をキャッチ【鹿児島】タックル図(提供:週刊つりニュース西部版 APC・橋元力)

自転車にタックルを積み込んで、土手を走ること数十分、今回のポイントの真方堰に到着した。

土手の上から全体を見て、中州や対岸の草むらのキワを凝視した。夕日が大きく傾き、そろそろ夕闇の帳が永田川を覆うころ、中州のキワで「ボコッ」とナマズの捕食音がこだました。

ナマズの気配を感じながら、川岸に下りる階段からキャストを開始することにした。

ここのポイントの水深が、30~60cmなのでサーフェイスルアーで狙う。小型のポッパーをセットし、中州を中心にキャストして攻めた。

小型のナマズなのか、ポッパーのポップ音に反応はするが、フックアップしない。そのとき、対岸の草むらのキワに、このポップ音に反応したのか、水柱が立った。

トップで狙うもミスバイト

「デカイ!」と、心の中で叫んで、その水柱の立った対岸へとフルキャスト。サミングでルアーをコントロールし、水柱の立ったポイントへ着水させた。ラインスラックを取り波紋が消えるのを待ち、大きくアクションさせ「ポコッ、ポコッ」とポップ音とウォーキング・ザ・ドッグアクションでナマズを誘う。

夕闇に染まった草むらが「ザワザワ」と動く様子が見えた。草むらの奥から、エサを求めルアーに反応してナマズが出てきたのだろうか、次の瞬間「ボコッ」と捕食音がしたが、ロッドやリールはそのまま、つまり、空振りだった。

そのルアーを回収し、再びフルキャストして草むらのキワに着水。すぐにアクションをさせたい気分を抑えて、数分ポーズを取った。

ロクマルランカーナマズ登場!

数分後、ロッドを上下に大きく動かして、「ボコッ、ボコッ」と、ポップ音を出すと、小さく「ポッ」と、吸い込むような音がした瞬間「ジッー」と、ラインを引き出された。草むらに持ち込まれるとラインブレイクすると思い、ロッドパワーで引き出して、オープンウォーターでファイトを展開することができた。パワフルなファイトに加えて、クルクルと回転するアクションで、待望のナマズ。それも大型だと判断できた。

ファイトの途中で、中州の草むらに入られそうになったが、ここでもロッドパワーで引き出す。そのまま岸まで寄せてきたのは、なんと60(ロクマル)のランカーナマズだ。すぐに魚体に触れることなく、ヌルヌルした粘膜が乾く前に写真を撮り、リリースした。

夜釣りは蚊対策を忘れずに

永田川のナマズは日本古来種で、鹿児島ではまだ確認されていないが、日本各地で外来種のナマズが繁殖している地域があるそうだ。生き物を育てるなら、最後まで世話をして、ゲリラ放流などはしないでほしい。

ここ永田川でも、外来種のカメやブラックバス、テラピアなども確認している。ゲリラ放流で生態系が代わり、日本古来種が絶滅することだけは絶対に避けたいと再認識して、釣行を終了した。

最後に、夜釣りでの大敵は、何といっても「蚊」なので、携行用の蚊取り線香と安全面からもウエストタイプのライフジャケットは必須アイテムだ。

<週刊つりニュース西部版 APC・橋元力/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
永田川
問い合わせ:ポイント鹿児島谷山店 TEL=099(260)8581
この記事は『週刊つりニュース西部版』2019年9月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。