東京湾LTアジで脂たっぷりアジ入れ食い 船中トップ72尾【弁天屋】

東京湾LTアジで脂たっぷりアジ入れ食い 船中トップ72尾【弁天屋】

「東京湾のアジを」と家族からのリクエストに応えて、8月19日(月)、金沢八景(瀬戸橋)の弁天屋にお邪魔して、LTアジの午前船から釣行した。脂たっぷりの20cmクラスアジが入れ食いの他、マダイやサバなども顔を見せた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース版 寳田茂夫)

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船釣り エサ釣り

弁天屋からLTアジ釣行

右舷大ドモでタックルの支度。15人を乗せて7時15分、弁天屋の森本直樹船長の操船で桟橋を離れる。航程約10分で真沖の水深17mのポイントに到着。「タナは底から2mです」の合図で開始。

3本バリ仕掛けにエサの赤短を刺し通し、ビシにはイワシのミンチを詰めて船下に投入。海上はほどよい風が吹き、暑さを和らげてくれる絶好の釣り日和。潮況は下げ潮で流れは速く、水色は薄濁り。

東京湾LTアジで脂たっぷりアジ入れ食い 船中トップ72尾【弁天屋】この時期のアジは脂乗りが抜群だ(提供:週刊つりニュース版 寳田茂夫)

この釣りの決め手はタナ取り。これで釣果は決まる。

ビシが着底したらイトフケを取り、1m巻き上げてコマセを振り出す。さらに1m上げて海底から2mでアタリを待つのが基本。だが、潮の流れが速いときは、いち早くそれを見極めて、調整することが必要になる。極端に速く、タナを取り直すたびにラインが出てしまうような状況では、着底後、一気に2m巻き上げてコマセを振り出すのが手立てになる。

脂が乗った20cmアジ

この日の潮は速いが、まずは基本通り。イトフケを取ってから、再度、底をとる。底上1mからコマセを50cm刻みで振り出し、2mでアタリを待つ。その際、必要以上に竿先は動かさず、振り出したコマセの帯を仕掛けが漂うようにする。時折、竿先を上下させる誘いをいれるのも有効。

東京湾LTアジで脂たっぷりアジ入れ食い 船中トップ72尾【弁天屋】良型をキャッチ(提供:週刊つりニュース版 寳田茂夫)

開始1投目、シャープな引きで竿先が一気に突っ込む。引きを楽しみながら水面から抜き上げると20cm。乗船前に船長が「脂が乗って美味いよ」と言っていたように、この時期のアジは、さっぱりとした脂で最高だ。

東京湾LTアジで脂たっぷりアジ入れ食い 船中トップ72尾【弁天屋】本命をゲット(提供:週刊つりニュース版 寳田茂夫)

ダブルやトリプルヒットも

隣では古川さん(川崎市)と角谷さん(横浜市)が同時ヒット。吉﨑量子さん(横浜市)はダブルを披露。

東京湾LTアジで脂たっぷりアジ入れ食い 船中トップ72尾【弁天屋】初挑戦で釣れた!(提供:週刊つりニュース版 寳田茂夫)

白井さんは(横浜市)トリプルで、笑顔が弾ける。あちこちでリーリングする光景が展開して「これぞ入れ食い」とばかりに楽しさMAX。この展開に「1尾掛けではもったいない」と私は欲張り作戦を実行。追い食いを待つと、それが的中、狙い通りのダブル連発。

東京湾LTアジで脂たっぷりアジ入れ食い 船中トップ72尾【弁天屋】お父さんもアジをゲット(提供:週刊つりニュース版 寳田茂夫)

白井さんとの3人グループの小倉ゆきさん(横浜市)も絶好調。

左舷トモの篠﨑さん親子(横浜市)の暁くん(小3)は釣り初挑戦。出船前に父親からレクチャーを受けて、その効果を発揮。「お父さん2尾だよ」と父親と共に笑顔満開。

当日の最終釣果は

東京湾LTアジで脂たっぷりアジ入れ食い 船中トップ72尾【弁天屋】ダブル・トリプルも連発だ(提供:週刊つりニュース版 寳田茂夫)

11時前、船長からの終了の合図で納竿。船中釣果は17~24cm15~72尾。サバやマダイが交じった。私は62尾。3時間ほどのショートタイムで大満足。この釣りは、小物用のタックルで十分なので、子どもや女性も手軽に楽しめる。

弁天屋はレンタルタックル完備。手ぶら釣行が可能なので安心だ。

<週刊つりニュース関東版 寳田茂夫/TSURINEWS編>

▼この釣り船について:弁天屋
東京湾LTアジで脂たっぷりアジ入れ食い 船中トップ72尾【弁天屋】
この記事は『週刊つりニュース版』2019年8月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。