還暦祝いのキャスティングシイラゲーム 1キャスト1ヒット!【鹿児島】

還暦祝いのキャスティングシイラゲーム 1キャスト1ヒット!【鹿児島】

台風一過の8月7日、私の誕生日、還暦祝いのジギングツアーを後輩の釣り仲間たちが開催してくれたが、あえなく台風で中止。錦江湾(鹿児島湾)内のシイラへターゲットを変更し、2時間で1キャスト1ヒットでキャスティングシイラを満喫した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・橋元力)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

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還暦祝いのジギングツアーへ

台風一過の8月7日、私の誕生日、還暦祝いのジギングツアーを後輩の釣り仲間たちが開催してくれることになっていたが、当初の鹿児島・三島沖は台風のウネリがあり、午前5時に中止の連絡が船長から入った。

車からタックルを降ろしているとすぐに後輩から連絡があり、「錦江湾(鹿児島湾)内でジギング船が空いてないか、探しています」と入り、降ろしたタックルを再び積み込んだ。それから待つこと3時間。

「午後1時から、空いている遊漁船が見つかりました」と連絡が入り、後輩たちが迎えに来るということで、再びタックルを降ろした。

ターゲットをシイラへ変更

還暦祝いのキャスティングシイラゲーム 1キャスト1ヒット!【鹿児島】タックル図(提供:週刊つりニュース西部版 APC・橋元力)

自宅に正午に迎えに来た後輩の車にタックルを積み込んで、一路、山川港を目指した。港に着くと、船長が迎えに来てくれて、「午前中は、エサ釣りだったんだが、クロやイサキ、時々マダイが釣れた。

流木やゴミや多くて、それにシイラが付いていて、シイラが邪魔をして、チョロ釣り(流し釣り)はできなかった」と話してくれたのと同時に、「シイラ、それだ」と私が叫ぶと、船長は驚いて、「シイラなら、どっひこでん(何尾でも)、釣るっど(釣れるよ)」と、不思議な顔をした。

シイラは、別名・万力と呼ぶように、そのパワフルなファイトに加えて、ヒットしてからの連続ジャンプ、その後の体色の変化など、ゲームフィッシュの中では、私は最高峰のターゲットだと思う。

潮目の流木際でヒット!

港を出て、錦江湾口に位置する神瀬を目指した。神瀬周辺には遊漁船が数隻いたので、周辺の潮目を探すことにした。

山川港から指宿港、知林ヶ島沖を流すと、待望の潮目を見つけ、それに流木やゴミが帯状に長く沖に続いていた。風向き、潮の流れを確認し、遊漁船の位置を決めて、船長の「OK」の合図で、キャストを開始した。

潮目の中にあった大きな流木に、ポッパーをギリギリにキャストして、ポーズを取ると、流木の下から黒い影が湧いてきた。遠くから見て黒い影が確認できたので、その数の多さに驚いたが、ラインスラックを取り、最初のアクションで水柱が立ち、その後ドラグが悲鳴を上げた。すぐに船長が後進で、潮目から離し、オープンウォーターでのファイトシーンを作ってくれた。

リールのドラグを締めすぎるとラインブレイクするので、人差し指でスプールにテンションをかけながら、ドラグを調整した。

次の瞬間、ピーンと張っていたラインが緩んだので、「ジャンプする」と思い、反射的にロッドを倒した。この対応にジャンプできなかったシイラは、なんと遊漁船に向かって泳いできた。メーター(1m)サイズではなかったので一気に抜き上げると、そのまま船上へと飛び込んできた。

1キャスト1ヒット!

後輩たちも連続してヒットし、海面のあちらこちらで、興奮した黄色の魚体がジャンプを繰り返していた。ほとんど1キャスト1ヒット。中にはフロントフックとテールフックにヒットするダブルヒットもあった。

ヒットがなくなると次の潮目に移動し、同じようにヒットを繰り返したが、ポッパーやペンシルベイトなどのサーフェイスプラグに反応がないときは、ミノーやバイブレーションプラグをキャストすると、同じようにヒットが続いた。

気が付けば、出港から2時間経過していて、連続のファイトで両腕がパンパンとなり、全員が汗まみれ。ほとんどのシイラはリリースしたが、弱ったシイラは、シメて血抜きをして、氷水の入ったクーラーに入れてキープした。

今回の釣行でメーターオーバーのシイラと遭遇、ファイトすることはなかったが、30cmのペンペンシイラから90cm前後のシイラと遊ぶことができた。

シイラゲームの注意点

シイラゲームは、大きな群れに遭遇すると連続して全員にヒットすることが多い。その際、興奮して周囲の安全確認をしないでキャストをすることが多いが、前後左右を確認してキャストする余裕を持つことがメーターオーバーのシイラと遭遇する近道だと思う。

フックなどが同行者に刺さり、救護のため港に帰ったという話は毎年聞くことなので安全確認は忘れないでほしい。また、帽子や長袖シャツを着用していると、フックが直接刺さらないでカバーしてくれることも多い。さらに偏光サングラスをしていると、ファイト中に外れたルアーが顔面を直撃したときに目を守ってくれる。

小学生のころから知っている後輩たちのプレゼントに、これからも体力が続く限り現役アングラーを続けたいと思った。

<週刊つりニュース西部版 APC・橋元力 /TSURINEWS編>

▼この釣り船について
別府フィッシングセンター
TEL=099(257)7994
出船場所:山川港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2019年8月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。