大阪・堺市にある管生(すごう)かかり釣池では、都心からアクセス良好にもかかわらず、とてものどかな風景に囲まれながらコイ釣りができる。サオ、仕掛け、エサは釣り場に置いてあり、さらにベテランの釣り場オーナーが親切丁寧に教えてくれるので、子どもや釣り未経験者でも楽しめること間違いなしだ。
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大阪市内からすぐ
この釣り場へは大阪市内から車で約30分と、手軽に行くことができる。南阪奈道路・美原ICを下りて5~10分とすぐだ。また、電車なら南海高野線・北野田駅を下りてバス利用。
風景はのどか
釣り場は都心からそれほど離れてはいないが、周囲に建物が少なく、遠くには山々が見えて非常にのどか。天気のいい日などは青い空がどこまでも広がり、日々の時間を忘れてのんびりとイトを垂らすことができる。
家族連れや初心者に
コイ釣りの魅力といえば、のんびりと釣れて、掛かれば引きはパワフル、そして大きな魚体に子供も喜んでくれることだ。釣り場ではサオと仕掛けのセットを200円でレンタル可能。さらにエサも販売あり。釣りをしたことがない人には釣り場のオーナーが丁寧に教えてくれるので、ちびっ子連れや初心者でも安心だ。
釣り場は広々
ここは関西でも数少ない野池スタイルのコイ釣り場で、同場所で40年以上営業を続けている老舗中の老舗。池は広く、100人収容が可能だ。桟橋に座ってサオを出せるようになっており、ポイントとしては事務所前(屋根あり)、中桟橋、南側桟橋の3つ。水深は全体で1.5~1.8m。
大ゴイも釣れる!
かかり新池では毎年約800kgのコイを放流しており、平均サイズは40~50cm。中には80~90cmの大ゴイも交じっており、掛かればかなりの引きが味わえるだろう。その他にもニシキゴイや金色のコイなどが釣れることもあるぞ。
毎日早釣り大会開催
また、この釣り場では毎日「早釣り大会」を開催中。内容はコイを釣った人から景品をゲットできるというもの(普段はティッシュ箱が多い。1匹につき1個もらえる)。その他にもコイの重量買い取りサービスや、大スケ賞、色ゴイ賞などもあり。また、20ポイントで1000円引きのポイントカードも発行しているぞ。
季節ごとの釣りが楽しめる
年中コイ釣りができるかかり池だが、季節ごとに使う仕掛けも異なってくる。しかし、初めての人なら年間を通して1本バリを使うのがお勧めだ。
四季の釣り方については以下の通り。
春
4月いっぱいまでは冬のスタイル(2本バリで寄せていく釣り)が楽しめる。5月に入り、気温上昇とともに活性が上がってきたら1本バリで夏の釣りに。
夏
コイが最も元気な季節! ボウズはほとんどなしで、引きは抜群。いい人で50匹釣れることも。ベタ底(オモリが底に着いた状態)の1本バリで釣る。
秋
夏場の高活性が続くとともに暑さもやわらいで、一年で一番釣りやすい時期。基本的に1本バリで釣り、気温の低下とともに2本バリに。
冬
一年でコイが一番動かなくなる時期。2本バリで、ウキの繊細な動きにアワせていく釣りとなる。一瞬の駆け引きが魅力。
食堂もあり
受付事務所では食事も可能。メニューはヤキメシ、オムライス、親子丼、チキンライスなどあり。人気メニューは焼きそば、カレーうどんだ。
料金・営業時間など
釣り料金や営業時間を紹介。
釣り料金
【本釣】
一日(7時~16時30分)=3000円。10時~16時30分=2800円。11時~16時30分=2700円。12~16時30分=2500円。
【楽釣】
7~16時=1700円。12~16時=1200円。時間釣=1時間500円。
【レンタル料金】
貸しザオセット(サオ、仕掛け)=200円。ハリの交換=50円。その他、エサの販売や仕掛けの販売もあり。
営業時間
7時~16時30分。定休日は毎週月曜日(祝日のぞく)。
買い取り料金
1kgあたり100円(11kg以上10円)。一日料金は60kgまで買い取り。11時からの料金は35kgまで買い取り。
賞
大スケ賞=50~54cm=100円。55~59cm=200円。60~69cm=300円。70cm~=500円。色ゴイ賞=1匹100円、50cm以上の場合は200円。
代表者コメント
「初心者にもコイの釣り方を教えます。サオ、仕掛け、エサはこちらで用意しておりますので、気軽に手ぶらでお越しください(手を拭くタオルだけご持参いただければ十分です)。」
アクセス
車の場合、南阪奈道・美原ICから5~10分、府道198号沿い。電車の場合、南海高野線・北野田駅から近鉄バスを利用し、東野下車。
<TSURINEWS・関西編集部>
菅生かかり釣池☎072(361)3069番。