第2回WFGチヌ決勝レポート マダイ連発で苦戦【岡山県・牛窓】

第2回WFGチヌ決勝レポート マダイ連発で苦戦【岡山県・牛窓】

4月13日、岡山県瀬戸市牛窓周辺の磯を舞台に、「第2回WFGチヌ(ワールド フィッシングガイアオブチヌ)決勝大会」が開催された。大会には各支部から勝ち上がった27人の選手が参加。その釣技を競い合った結果、徳島支部選抜の野口真平選手が栄えある栄冠を勝ち取った。

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tsurinews編集部関西

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27人が出場

第2回WFGチヌ決勝レポート マダイ連発で苦戦【岡山県・牛窓】決勝大会に出場した27人

晴天微風の最高の釣り日和に恵まれた当日、開会式、競技説明の後に選手はまこと渡船、長瀬渡船の2船に分乗して沖の磯へ向かった。

一回戦は3人ずつ9カ所の磯に分かれて、午前6時から40分ごとに釣り座を交代して120分の試合。結果2回戦は、下イカダで森井陽選手(釣研FG推薦 徳島支部)、陳俊鋒選手(中国支部)、江藤憲幸選手(釣研推薦 京築支部)が、ハトバナで上田紘司選手(延岡支部)、児玉卓郎選手(大阪支部)、坂田昌久選手(阪神・島根支部代表 島根支部)が、キジマのハヤサキで野口真平選手(徳島支部)、宮嶋恭二選手(京築支部)、尾下泰彦選手(長崎県北支部)がそれぞれ競うこととなった。

どの磯も食い渋く接戦に

どの磯もチヌの食いは渋かったが、下イカダからは名手・森井陽、江藤憲幸両選手を下し中国支部の陳俊鋒選手が、ハトバナからは重量差で坂田昌久選手が、キジマのハヤサキからは接戦を制して野口真平選手が決勝戦に駒を進めた。

決勝は西のイシキリで

第2回WFGチヌ決勝レポート マダイ連発で苦戦【岡山県・牛窓】決勝を戦った3選手

決勝戦は西のイシキリにて午後1時にスタート。じゃんけんの結果、釣り座は海に向かって左の船着きに陳選手、中央に野口選手、右の浜側に坂田選手が取った。

牛窓周辺のチヌは、ちょうど乗っ込みが始まったところで、先週くらいから2ケタ釣果の出る磯がぽつぽつ出ている状況。そんな状況下にあって、決勝の場となった西のイシキリは冬からコンスタントに釣果が上がっていた場所で、前日もいい釣果が出ていたとのこと。1回戦、2回戦の食い渋りを吹き飛ばす展開が期待された。

その期待通り、開始数分で船着きに釣り座を取った陳選手が大きくアワセを入れた。が、これは空振り。続いて中央の野口選手が大きくサオを曲げるも、寄せてきたのはチヌではなくマダイ。40cmはあろうかという立派なマダイだった。

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