メダカ水槽をカッコよく設置する5つのコツ 注意点も解説(第3回)

メダカ水槽をカッコよく設置する5つのコツ 注意点も解説(第3回)

お家で水槽を始めてみたい人におすすめなのが「メダカ」。この魚は比較的に丈夫で、アクアリウム初心者にも非常にオススメです。前回の記事「5,000円で揃えるメダカ飼育に必要なアイテム5選(第2回)」でメダカを飼うために必要な5つのアイテムについてご紹介しました。今回はその用意した道具の設置方法やコツをお届けします。

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①置き場所に注意

メダカ水槽をカッコよく設置する5つのコツ 注意点も解説(第3回)出典:Pixabay

前回の記事で、容器、砂、レイアウト品(石や水草)、餌(エサ)、水を用意しました。まずはこれらの道具を設置してみましょう。

容器を設置する際の注意点は以下になります。

・設置する場所が水槽の重さに耐えられるのかどうか
・直射日光が当たりすぎないかどうか

まず水槽を置く場所がどれくらいの重量に耐えられるのかを確認しましょう。

例えば、横幅30㎝・奥行30㎝・高さ30水槽の中に底砂、水、石などがしっかり入っているとその重量は30kg弱にもなります。

テレビ台やカラーボックスの上は比較的に丈夫で問題なく設置できることが多いです。土台がしっかりとしていないと地震の際など、倒れる危険性があります。注意しましょう。

②陽が当たる場所へ

また、日光が当たることはメダカの体内でのビタミンDの生成や、植物の光合成などに重要です。

ビタミンDは食物からのカルシウム吸収を促してくれます。血液中のカルシウム濃度が不足すると骨格形成がうまくいかず、背骨が曲がってきてしまう可能性もあります。水槽内の酸素供給は植物の光合成のみなので、日光が当たる場所に設置することは必要不可欠かもしれません。

しかしながら、直射日光が当たりすぎると、夏場の水温の急上昇やコケの過繁殖などのリスクが生じてくるので、直射日光の当たりすぎには注意が必要です。

底砂の入れ方

メダカ水槽をカッコよく設置する5つのコツ 注意点も解説(第3回)水槽を真横からみた図

買ってきた底砂を水槽内に敷きましょう。勢いよく砂を入れると、せっかくの水槽に傷がついてしますので、そっと優しく入れましょう。

水槽を少しでもかっこよく見せるコツは、水槽内の手前と後方で傾斜をつけることです。手前は薄く3㎝くらい、後方は厚く10㎝くらい敷くのが吉でしょう。

砂の量がはある程度多いほうが、水草も植えやすいので、初心者の方は少し多めに敷くといいと思います。これにより奥行きが生まれ臨場感のある水槽に仕上げることができます。

③水の入れ方

メダカ水槽をカッコよく設置する5つのコツ 注意点も解説(第3回)出典:PhotoAC

前回の記事で準備しておいた水を水槽に注ぎます。

ドボドボと水を入れるとせっかく作った傾斜も崩れますし、満水になった時には水がかなり濁ってしまいます。

砂の近くで手で受けながらゆっくり水を注ぎましょう。また満水まで入れるのではなく、上から5㎝くらいまで水を注いだらそこで一旦ストップ!

満水付近まで水が入れてしまうと、この後、レイアウトする際に水が溢れてしまう可能性があるので気を付けましょう。

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