オフショアジギングでワラサ手中【三重・鳥羽沖】 想定外のイカパターンに苦戦

オフショアジギングでワラサ手中【三重・鳥羽沖】 想定外のイカパターンに苦戦

1月7日、今年の初釣りに三重県・鳥羽沖へジギング釣行に出かけた。当日はテクニカルで難しい状況だったが、本命のワラサ2匹にヒラメ1匹をキャッチしたので、その様子をレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)

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鳥羽沖でジギング釣行

当日は浦村の遊漁船に午前6時半に集合。船長に確認すると、150g前後のショートジグをチョイスしてほしいとのこと。まずはTGベイト150gの緑金からスタートすることとした。

7時前に出船し、湾内のポイントからスタートするがアタリなし。早々に沖に移動すると鳥たちが騒いでおり、チャンスのようだ。早速ジグを軽くキャストし、サミングしながら着底させ、3回程度速巻きでジグを追わせた後にワンピッチで誘う。

すると1投目から同船者にマダイがダブルヒット。私も底から10巻き程度したところで、ゴツンとヒット。アワセを入れるが、すぐにバレてしまう。気を取り直してジグを再度投入すると、今度は着底ヒット。こちらはしっかりとフッキングできたが、あまり引かない。根魚かなと思ったが、見えてきた魚影はうれしいゲストのヒラメだ。

厳しい状況でワラサヒット

その後も1バイトあるが、徐々に魚の活性も低下したことからポイントを移動。水深は70~80mとやや深いが、潮も緩く船長の指示もあったためジグのサイズを120gまで落とす。しかしなかなかバイトがない。

船長も丁寧にポイントを移動し、活性の高いポイントを探っていく。すると同船者にポツポツとワラサがヒットしだす。ジグをスイミングするよう軽めのワンピッチで速巻きで攻めると、底から10mほどでゴツンとヒットする。アワセを入れるが、これもバラしてしまう。

オフショアジギングでワラサ手中【三重・鳥羽沖】 想定外のイカパターンに苦戦鳥羽沖で上がったワラサ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)

船長から巻きが遅いとアドバイスをもらい、アワセからの巻き始めが遅くなっていることに気づく。そして次のチャンスを逃すまいと、再び同じパターンで攻めると再びヒット。アワセから素早く巻き始めると、今度はしっかりフッキング。バレないように慎重に巻き上げてくると、ようやくの本命ワラサをキャッチできた。

ベイトは想定外のイカ

その後、もう1匹ワラサを追加したところで短い時合い終了。その後もポイントをいろいろ回るが魚の活性は上がらず、この日は終了となった。

オフショアジギングでワラサ手中【三重・鳥羽沖】 想定外のイカパターンに苦戦ベイトのイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)

自宅に帰り、魚をさばいてベイトを確認するとなんと胃の中からイカが出てきた。ジグでは難しい状況だったと思いつつ、本命がキャッチできたことに満足できた。冬の鳥羽ジギングも後半戦に突入するが、まだまだ十分楽しめそうだ。

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
出船場所:本浦港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年1月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。