都心の公園で淡水小物釣りを堪能【都立水元公園】 タナゴにクチボソと対面

都心の公園で淡水小物釣りを堪能【都立水元公園】 タナゴにクチボソと対面

1月11日(水)、東京都葛飾区にある都立水元公園で朝からクチボソ、タナゴなどの小物釣りに出かけた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・岩井一彦)

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淡水の釣り 小魚釣り

都立水元公園で淡水小物釣り

9時30分すぎ、公園内の『こあゆの水路』に到着。好ポイントはすでに地元の釣り人が竿を出している。ちょうど香取神社前のポイントが空いたので、そちらで開始。

水量は多めで、水色は薄濁り。アシ周りやヘチの護岸際の流れに遊泳する小魚の群れが確認できる。日当たりのいい石積の上に腰を下ろして、この群れを狙う。

都心の公園で淡水小物釣りを堪能【都立水元公園】 タナゴにクチボソと対面ポイント概況図(作図:週刊つりニュース中部版APC・岩井一彦)

タックルは、1.2mのカーボン製タナゴ竿に、ミチイト0.4号を竿いっぱいに結ぶ。ハリはつり具すがものテトロンハリス付き極金バリを極小ハリス止めを介して接続。発砲ツクシウキ1cmをゴム管止めした下に小粒目印5mmを1個付け、0.2mm厚の板オモリでトップの頭が水面スレスレになるよう調整。エサはタナゴグルテンを標準水量で仕上げ、ハリ先に2mmくらいにまとまるように付ける。

クチボソ&タナゴキャッチ

水深は50cmで、ウキ下を底に合わせてアシ際の流れの淀みに静かに投入。5分くらいでウキが動き出し、水中の目印が引かれて親ウキがツンと消し込まれる。水中から躍り出たのは7cmクチボソ。次は、ウキがナジんだ直後に親ウキが引かれて同魚を取り込む。

都心の公園で淡水小物釣りを堪能【都立水元公園】 タナゴにクチボソと対面こあゆの水路(提供:週刊つりニュース中部版APC・岩井一彦)

しばらくこの魚と遊んだあと、タナゴのアタリを求めて小移動。石積み前でヒラ打つ魚の姿がある。平たい魚体に見えるので、タナゴを期待。遊泳層に合わせてウキ下30cmでエサ打ちすると、1投目から水中ウキをフワッと上昇させるアタリ。アワせるとハリ掛かり。

小気味いい引きを楽しみながら抜き上げると、美しいオカメ(タイリクバラタナゴ)がヒラヒラと宙に舞う。6cmと型がよく、藍色の魚体にクリクリとした赤い目が愛らしい。

移動後も連釣

5cm前後の同魚を3連釣したが、その後はさっぱり。クチボソも釣れなくなってしまったのでランチタイム。午後は小合溜に流入する水路を探ることにする。

13時すぎ、駐車場前の水路に到着。水量は十分だが、水色はクリアで底まで見える。ヘチがエグレて小深くなっているところがあり、中層から底にかけて小魚が群れている。

都心の公園で淡水小物釣りを堪能【都立水元公園】 タナゴにクチボソと対面駐車場前の水路(提供:週刊つりニュース中部版APC・岩井一彦)

ウキ下60cmで底から探ると、すぐにウキが動き、4cmクチボソが登場。その後は5cm前後がぽつぽつと釣れる。

底はクチボソが多いので、宙狙いに変更。相変わらず派手なアタリでクチボソが掛かるが、粘り強く釣っていると、タナゴ特有のひったくるようなアタリが出始める。2、3回空振りしたのち、やっとハリ掛かり。5cmのタナゴが宙に舞う。

その後は、クチボソに交じってたまに釣れる程度。しかし、掛かれば4~5cmと型がよく、引きを楽しめた。ここでは1時間30分ほど粘って7尾の釣果。

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