11月17日（木）、シロギスの好調が続いている神奈川県の平塚海岸に投げ釣りに出かけた。26cmの良型含む50尾をキャッチすることができたのでレポートしよう。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・諸伏健一郎）
TSURINEWS編集部
平塚海岸で投げキス釣り
駐車場の開門を待って、9時に現地入り。ビーチパークのテトラ堤前に行ってみると、早朝から釣っている地元の釣り人でいっぱい。「テトラ堤まで90mほどしかないが、その内側で釣れているのだろうか？」と思ったが、毎日通っている地元組がいるのだから間違いないだろう。前回釣行時によかったテトラ堤東側に釣り座を構える。
この日のタックルは、軟調子の並継ぎ竿に中型投げ専リールをセット。自作の湘南天ビンにムクオモリ20号を付け、仕掛けは5号の6本バリ。エサはジャリメでスタートした。
26cm良型キス登場
まずは前回釣れた距離から探ろうと思い、第1投を3色に投入。すると、まるで着底を待っていたかのように、すぐにプルプルとピンギスのアタリがあり、少し待っているとブルルルーと一段と強いアタリ。巻き上げてみると、ピンギスと20cmヒネギスの一荷。
ヒネギスは群れで回遊している傾向があるので、すぐに2投目を同距離に投入すると、いきなり竿先を強く引き込むアタリが出た。竿を送り込むと、20号のオモリごとどんどん持っていかれる。頃合いをみて、巻き上げにかかると、かなりの重さで、横走しながら寄ってくる。姿を見せたのは太った大キスで、測定すると26cm。
ポイント図（作図：週刊つりニュース中部版APC・諸伏健一郎）「2投でヒネギス2尾とは、今日はどうなってしまうか」と思ったが、群れが去ったのか、その後はピンギスばかり。ただ、3色以内ならばどの距離にもまんべんなくいる様子で、アタリの数を確認しながら探ってみると、ハリの数だけ付いてくる。
待ちの釣りでヒネギス好捕
ここで周りの様子を確認すると、ピンギスはどの場所でも釣れているのだが、テトラ堤内側の東付近だけは様子が違う。巻き上げを見ていると、カラも多いのだが、釣れるときは20cm級が3連、4連で上がっている。
釣り方を見てみると、2色ぐらいに投入し、そのままアタリが出るまで待機。複数回のアタリがあってから巻き上げている。ヒネギスの回遊を待っているようだ。
その場所だけ深く掘れているのか、ピンポイントで狙い撃ちしている。広範囲を探ると、ピンギスが先に食ってしまうので、ヒネギス狙いならば待ちの釣りに徹したほうがいいようだ。
私も真似して、ハリ数を4本にして待ち釣りに徹してみるが、ポイントの違いなのか、ピンギスしか釣れない。それでも、1時間に1回はヒネギスの群れが回遊してきて、数尾を釣り上げることができた。
