静岡・石津浜のタチウオジギングで本命3匹 表層狙い撃ちが的中

静岡・石津浜のタチウオジギングで本命3匹 表層狙い撃ちが的中

静岡県にある石津浜では、1年を通じてタチウオを狙うことができる。しかし、捕食しているベイトなどによってタナ、ルアー、アクションをかえなければボウズを食らうこともあり、逆にパターンをつかめばツ抜けも可能である。今回は先日の皆既月食を見ながらの釣行を紹介しよう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森貴生)

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森貴生

釣り歴30年。サーフフィッシングを基本に、港内ワインド、バス、雷魚、ナマズなどを楽しむ。

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ショアジギングのメッカ石津浜

静岡県焼津市にある石津浜はショアジギングのメッカである。アクセスも良好で駐車場やトイレも点在する。地元住民の邪魔にならないように駐車場所やマナーに気を付けよう。

代表的なポイント

定置網付近は回遊魚のルートとなるため、多くのアングラーで賑わう。また、青少年の家の前は定置網付近よりちょっと浅いが、季節により人気のポイントである。

紹介した全てのポイントがカケアガリのある地形であるため、過去の私の記事を読んでおくことをおススメする。

静岡・石津浜のタチウオジギングで本命3匹 表層狙い撃ちが的中石津浜の釣り場風景(提供:TSURINEWSライター森貴生)

タチウオ狙いの時間帯とタックル

夜明け前、日没後、深夜の3つの時間帯に分かれるが、もっとも釣りやすく活性が上がるのが日没後である。今回は11月8日の日没後、皆既月食を見ながらの釣行となる。

タックルの紹介

メタルジグの重さによるが、一般的なライトショアジギングのロッド、リールで十分である。追い風の場合、エギングロッドでも代用可能。メタルジグは20g~40gを使用する。

表層から狙う

日の入りの時刻からルアーを投げ始める。まだ薄暗い時間帯でもヒットすることがあるからである。マイクロベイトを捕食しているという事前情報を得ていたため、表層付近から探っていく。マイクロベイト(シラス、ハク、ナミノハナなど)は表層に浮いていることが多いからである。

イワシなどのベイトを捕食している場合は表層ではなくボトムから探り、徐々に探るタナを浅くしていくとヒットする確率が上がる。

表層狙い方

表層の狙い方としてはメタルジグの着水後に糸ふけを取り、テンションを掛けすぎずに5秒ほどフォールさせる。明確なバイトがある時はわかりやすいが、食い上げのバイトの場合、ラインのテンションがフッと抜けるので即アワセをしよう。今回の釣果でも1匹目、2匹目は着水後のフォールでの食い上げバイトであった。

静岡・石津浜のタチウオジギングで本命3匹 表層狙い撃ちが的中キャッチしたタチウオ(提供:TSURINEWSライター森貴生)

レンジキープの仕方

5秒のフォールでバイトがなかった場合はレンジをキープするイメージでゆっくりとリフト&フォールの繰り返しをしよう。単調なリフト&フォールに加えて、タダ巻きを入れたりリフトの時間を長くしたり、フォールの時間を長めにしたりと工夫をするとバイトが多くなる。

次のページでメタルジグのセレクト術と最終釣果を発表